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2020年9月19日 出題者:ゆい タイトル:グッバイ 【問題】 男にため息をつかれ、少し悲しくなった、ゆい。 しかしさよならする時にはホッコリした気持ちになった。 なにがあった? 【解説】 + ... 男はタクシーの運転手。 ゆいは、行きたい場所を上手く説明出来なくてため息をつかれ悲しくなりながら乗っていた。 しかし降りる時(さよならする時)には、信号の手前でメーター止めてくれた PayPay支払いの音に合わせて「ペイペイっ♪」と言うおじさんにホッコリしたのだった。 嫌なおじさんだな、なんて思ってゴメンなさい。 《実話》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
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《襲罪バイ鬼ソマン》 (闇)(コスト4) (パワー+4000) (オレガ・オーラ)(マフィ・ギャング/デリートロン) ■無月の大罪2 ■これをクリーチャーに付けた時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、オーラを1枚,墓地から手札に戻してもよい。 《罪罰襲倒》 (闇)(コスト6) (呪文) ■S・トリガー ■無月の大罪1 ■自分の山札の上から3枚まで墓地に置く。その後,次のうち一つを選ぶ。 ▶︎自分の墓地にあるオーラの枚数以下のコストを持つ相手クリーチャーを1体破壊する。 →自分の墓地にあるオーラの枚数以下のコストを持つオーラを1枚、自分の墓地から出す。 評価 選択肢 投票 壊れ (0) 即戦力 (0) 優秀 (0) 微妙 (0) コメント 名前 コメント
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デイトレード 通貨など金融商品の売買を1日に数十回の取引を行い、1日の中で完結させてしまい、1日の市場が閉じる時には「買いポジション」も「売りポジション」も持たない取引を言う。 細かく利益を積み重ねる売買手法である。 主に、株取引において使用される事が多い。 デイトレと略して呼ばれることが多い。 デイトレードの対象となるのは主に株や通貨。 かつては証券会社や銀行などのプロのディーラーと呼ばれる人たちの手法であったが、最近は、株も為替?も売買手数料が大きく値下がりしたこともあり、個人投資家でデイトレードを激しく繰り返す人が増えている。 デイトレードの中でも、数十秒から数分でわずかな利幅取りを繰り返すスキャルピングという取引方法と、しばらくの時間保有して値幅を狙うデイトレスイングという取引方法がある。 デイトレードに対して、数日にまたがる取引をスイングトレード、数週間から数ヶ月にまたがる取引をポジショントレード、数年にわたる取引をバイ・アンド・ホールド(長期投資)という。 証券会社によっては、携帯電話のネット機能を利用して、サービスを提供している会社も多い。簡単なチャートを見たり、売買発注したりする事ができる。 早い時には、わずか数十秒~数分で売買が成立する。 場合によっては、数百万円~数億円の利益を得られるなど、これまでのトレード手法と比べ、即時性・ゲーム性・依存性が非常に強い。 デイトレードは米国で広がり、デイトレードによる破産者(による銃の発砲事件)などの社会問題にもなった。 日計り商いは、デイトレードという言葉が生まれる以前から、日本でも可能な手法ではあった。 しかし、売買手数料の高かった時には、証券会社のディーラーでないと難しかった。 手数料が自由化された後、証券会社は競うようにして「売買手数料」を値下げしてきた。 これにより、これまで個人投資家では不可能だったデイトレードに注目が集まることになった。 また、証券会社は「個性的な独自サービス」を競い、プロに近い「チャートソフト?」を契約者に提供した。 これには、高速インターネット回線と、一般家庭へのパソコンの普及も、要因としては大きい。 2003年頃から一般人にも浸透しはじめ、参考書籍が棚を埋めるようになり始める。 現在活躍しているカリスマトレーダーの登場も、この頃である。 証券会社同士の競争激化による、手数料の値下げ、サービスの個性化なども加速した。 補足 資金効率がよい。トレードの期待値が高ければ、回数が多い方が複利の効果がある(逆に、期待値がマイナスだと、資金が減るのも早い)。 翌日に持ち越ししなければ、海外の相場変動・悪いニュース…等に影響されず、リスクを低く抑える事ができる。(逆に、持ち越しのメリットもなくなる) 資金を数十回に分けて投資するため、必然的に分散投資になり、リスクを限定する事ができる。 数日・数ヶ月後の値動きよりも、数分後の値動きのほうが、予想しやすく外れにくい。 経済・金融などの知識を、あまり必要とされないので、初心者でも入り込みやすい。 実際にやってみると、ゲーム的な面白さよりも、パチンコ的なギャンブル性が大きい。 あくまで「投資」ではなく、「投機」であるため、ビジネス的な知識よりも「一瞬の流れを読む経験」を必要とされる。 モニター画面の数字を見続けるため、目を酷使し、精神的にも疲労が溜まる。 関連項目 ページ一覧
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投稿者:美貴 投稿日:2005/11/03 それぞれの人たちの、それぞれの最後。 もしも、今日で世界が終わるなら、貴方はどうしますか? 世界が終わるまでに、今日、何ができるだろう? ※パラレルです。政治団体や国とは何の関係もありません。 CASTはまだ未定ですが、年長戦士が現役・OB(OG)問わず出てきます。 目次 1.プロローグ 2.ナナセとハルナ 3.リホとゴウキ 4.リュウイチとチヒロ 5.ユキコとサユリ 6.ツグミとノゾミ 7.タクヤとアリサ 1.プロローグ 「今日でこの世界はなくなります」 その報告を、それぞれの場所で聞く全世界の人間たち。 そして、最後のこの日に何かしないと、と焦りだして、動き始める。 もう、働いたって何の意味もないから、テレビ局も放送をやめてしまい、 電車などの交通機関もストップ。 開いている店なんか、ほとんどないに等しい。 最後のお知らせが、ラジオという手段で人々に伝わった。 「……核ミサイルが…全世界………日本も迎撃……」 電波が悪くて、良く聞こえない。声とノイズが混ざり合う中、 その言葉だけは、不思議と正確に自分の耳に伝わる。 「明日の午前0時で日本は滅び、午前11時までにこの世界は滅亡します」 そして、ラジオ局も最後の放送を終わり、 ラジオだったはずのその箱からは、ノイズだけが、流れている。 きっかけなんて、本当に些細なこと。 ある、経済的にも有力な国の重要ポストに着いている人が、 酔っ払って、誤って許可を下してしまった。 コンピューターはそれをそのまま受理し、 その国からあらゆる国へと核ミサイルが放たれた。 そして、軍事衛星がそれに反応し、 迎撃ミサイルを、また、あらゆる国へと放った。 報復のための、自衛のためのステムが、 これから、全てを滅ぼそうとしている。 それぞれの国は、それぞれの時間に滅び、 明日の午前11時には、この世界は、完全に滅びる。 それを知った人々の行動は、明日を恐れ自殺するものもいれば、 どうせ警察ももう動かないからと犯罪に手を染める人もいれば、 最後は自分らしく生きたいと願う人もいる。 けれど、全ての人々の運命は一緒で、 今日、何をしようとも、明日には皆、跡形もなく無くなってしまうのだ。 上へ戻る 2.ナナセとハルナ ラジオを聴いた私の決断。 最後の今日をどう過ごすかは、すぐに決まった。 「ナナセ、父さんと母さんは、おばあちゃんの家に行く。 おまえは、どうする?」 両親は、最後のこの日を、自分の両親と共に過ごすことに決めたのだろう。 「……やめておく」 「……そうか」 少し考えた後に返事を返すと、父の寂しそうな声が返って来た。 「ごめんね……。 でも、私は、私の大切な人のところへ行くって決めたから」 「そう……、そうね。それがいいわね」 母が、そう言って少し悲しそうに笑ってみせた。 「お母さん、いつもお弁当ありがとう。美味しかったよ」 「ナナセ…良い子に育ってくれて、ありがとうね」 そう言って、母は私をぎゅっと抱きしめた。 「ナナセはまだ15年間しか生きていないのに……残酷なことだな」 「そんなことない。私、15年間精一杯生きたもん。 今までありがとう、お父さん」 父も、また母と同様に私を抱きしめた。 そして、両親の最後の笑顔を見て、見送った後に、 私はテーブルの上に放ったらかしだった携帯を手に取った。 慣れた手つきでその人の名前をアドレス帳から出して、メールを打った。 「今日、暇?」 いつもと同じ感覚でメールを打つ。返事はすぐに来た。 「メールはまだ繋がるんだね。電話はもう繋がらないみたいだけど。 すっごく暇してるんだ、うち、来ない?」 彼女のメールを見て、少し微笑んだ。 彼女も、いつも通りだったから、嬉しかったんだと思う。 私は鍵なんか閉めず、携帯だけポケットに入れて、 他は何も持たずに家を出た。 犯罪が多いと予測される繁華街をできるだけ避けて、 路地裏とか出来るだけ目立たない道を通って、彼女の家まで駆け足。 インターホンを鳴らすと、彼女はすぐに出てくれた。 「いらっしゃーい!待ってたよ」 「お邪魔しまーす」 そう言って、いつも通りに彼女の家に入った。 家の中はやけに静かだった。 「ハルナ、家族の人は?」 「皆でかけちゃった」 「そっか」 「紅茶、淹れてくるね!それから、お菓子も持ってくよ!」 「ありがとう!」 私はそう言って、先に彼女の部屋へと足を運んだ。 最後の日の彼女の部屋も、やっぱりいつも通りだった。 明日は本当に来ないの、なんて思っちゃうぐらい。 私たちはこの時間までの今日を、普通に、いつも通りに過ごしていた。 「お待たせー!」 そう言って、彼女は大きめなトレイに、 暖かい紅茶とクッキーとチョコレートを持ってきた。 「はい、いつものでよかったよね?」 「うん!ハルナの特性のミルクティーでしょ?」 「そうだよ」 そのあと、また、いつもように他愛もない会話をしたあと、 ハルナの顔はいきなり真面目な表情になった。 「……こんなにさ、普通なのに、明日はもう来ないんだよね」 「……うん、そうだね」 「私さ、明日は必ず来るんだって思ってた」 「あはは、それは皆一緒だよ、きっと」 「そうだね」 私たちは、そう言ったあと、また少し微笑んで、 他愛もない会話に話しを戻した。 どんなにシリアスな会話をしている人たちも、 こんなバカバカしい会話をしている私たちも、 待ち受けている運命は一緒なんでしょう? なら、少しでも、楽しい最後でありたいじゃない。 もっと遊べばよかったとか、橋本君に好きって言えばよかったとか、 ハルナともっと一緒にいたかったとか、 両親は無事におばあちゃん達と会えたのかなとか、 後悔なんて、悔やみなんて、言い出せばキリがないもの。 だから、そんなマイナス思考な考えよりも、 両親との最後の笑顔でよかったとか、今まで生きることができてよかったとか、 一番最後を親友と過ごせてよかったとか、今の幸せに感謝しよう。 「わー、もう11時だよ!」 「ほんとだ!すっごいよ、私たち。 お昼ごはんも食べずにずーっと喋ってるもん!」 「あはは、でも、お菓子はこーんなに食べたけどね?」 そう言って、空になったクッキーなどのお菓子が山ほど入っていた缶とか、 スナック菓子の袋を2,3袋見せる。 「あちゃー、太るよ、コレは」 「しかも、ミルクティーとコーラだからね」 「きつー!」 私たちはそう言って大笑いした。 お腹を押さえて、転げて、たくさん笑った。 ハルナは、ふと立ち上がって、カーテンを開けて窓の外を覗いた。 「わ!ナナセ、見てみなよ!空、ヤバイって!綺麗すぎ!」 「マジで?」 そう言って、私もハルナと一緒に夜空を見上げた。 そこには、星と月だけの世界があって、本当に綺麗だった。 「……ナナセ、私ね思うんだ」 「え、何?」 ハルナは、少し切なげで、でもしっかりとした口調で、私に声をかけた。 「私たちね、あれに還るんだよ」 「……星に?」 「うん、星もそうだけど、地球が生まれるずっとずっと前に還るの。 皆で、宇宙に還るんだよ」 「そっかあ、そうだね」 私はそう言って微笑んだ。 そうだよね。私たちは、皆で宇宙に還るだけ。 「……それなら私、恐くないなあ」 「うん、私も!だって、また宇宙でハルナと会える気がするもん」 「あ!凄い!私、今ナナセと同じこと考えてたんだよ!」 「以心伝心じゃん!」 私たちがそう言って笑いあって、空を見上げていたときだった。 真っ白な光が私たちを包んで、何もかも、ハルナも見えなくなった。 私たちは、皆で一斉に宇宙に還っただけだから、ひとりなんかじゃないんだ。 上へ戻る 3.リホとゴウキ 今日が世界の最後の日って、そんな知らせを聞いた後、 私は一目散に家を飛び出して、愛しい人の家へ向かった。 「リホ!」 「ゴウキ!」 半分ぐらいまで走ったところだった、 彼も私のところへ来ていた途中だったらしい。 道端で会った私たちは、人目なんか気にせずに、強く抱き合った。 「……ゴウキ、会えてよかった」 「俺も……。今日、会えなかったら、俺、死んでも死にきれねえもん」 そう言って、ゴウキは軽く笑った。 その後、私たちは近くの公園に入った。 いつもはたくさんいる子供達は勿論いなくて、 私とゴウキと遊具だけの静かな公園は、少し奇妙だったけれど、 ゴウキが横にいるという事実がひたすら嬉しくて、 そんなことは気にしなかった。 「……びっくりしたよね」 「…うん、そうだな」 「って、びっくりしてない人間なんて、いてないだろうけどね」 私はそう言って、苦笑いをこぼした。 だっって、そうでしょ? 私たちは皆、明日は必ず来るものだって信じて疑わなかった。 まさか、こんな日が来るなんてこと、 少しだって考えてもいなかったのだもの。 そんなことを考えていると、隣でゴウキが少し微笑みながら口を開いた。 「でもさ、俺……、ちょっとすっきりしてんだ」 「え?」 「確かにさ、やっぱ恐いとか思うよ? でも、何だろな、なんか、すっきりしてる。 俺さ、今まで、バスケすっげぇ頑張ってきたじゃん? やっぱそれはさ、将来、なりたい自分があって……、 将来があったから頑張れたわけじゃん?」 「……うん、そうだね。 将来がないなんて分かったら、頑張ったって意味がないもんね」 「だからさ、……もう頑張らなくていいんだとか思うと、 少しほっとした気もする。 勿論、もう出来ないってのも悲しいって思うよ? 皆と、おまえと会えなくなるのも悲しいし寂しい。 でも、今まで頑張ってきたから、大丈夫だって、 どこかでそんな確信があるんだ」 ゴウキの顔は、最後の日だなんて思えないぐらい、 自信に満ち溢れていて、笑顔で、格好よかった。 私は、どうだろうな?どんな顔しているのかな? 最後の日ぐらい、ゴウキみたいに格好よく終わりたい。 でも、私にはゴウキが全てだったから、 ゴウキがなくなると、何もなくなってしまう。 「……ゴウキには、頑張ったってことが残る。 でも、私には何も残らないね」 私がそういうと、ゴウキは呆れたような顔をして、私を見た。 「バーカ。あるだろ?1個ぐらいは残るもんが」 「え……?」 私がそういうと、ゴウキは少しの間もあけずに、 自分の唇と私の唇を重ねた。 目の前にいるのは、愛しのゴウキだけで、 その数秒間が、永遠にすら感じた。 「……おまえが俺を愛してて、 俺がおまえを愛してたっていう事実も、ずっと残るだろ?」 「…そうだね」 「それから!今、キスしたってことも」 「今私が抱いてほしいって思ってることも?」 私が、いつもよりも少し積極的になってそういうと、 彼は少し驚いたように笑って、私をぎゅっと抱きしめた。 ああ、この暖かさも、残る。 なら、大丈夫だね。私たちが消えたって、大丈夫。 私にもそんな確信が生まれて、お互いに抱きしめたまま、 その後の最後の時間を過ごした。 「……リホ」 「なーに?」 「……あの世ってあるとか分かんねえけどさ、 このまま俺達が消えても、ちゃんと愛が残るんなら、 俺達、また会える気がする」 「…私も、そんな気がするな」 私たちはそう言ったあと、また少し離れて、口づけをした。 いつの間にか、周りは暗くなってだいぶ経つ気がする。 公園にある少し大きな時計台を見ると、 もう、11時50分をまわっていた。 「ね、もうすぐ0時だよ。あと、10分ぐらい」 「10分なんて、すぐだな」 「カウントダウンなんて、したくないね」 「ああ、嫌だね」 私たちはそう言って、時計が見えぬよう、 抱きしめたまま、またキスをした。 最後は、互いの体温を感じ、互いの愛を感じながら、消えてゆこうよ。 私たちを真っ白な強い光が襲ったのは、 そんなことを考えたすぐ後だった。 私たちが消えても、残るものがあれば、大丈夫だよね。 上へ戻る 4.リュウイチとチヒロ 今日で世界が最後、なんて言われても、 やっぱりそんなにすぐ実感なんて沸くものじゃなくて。 両親は2人で最後の1日を過ごすと言っていた。 俺と姉貴も自分の好きなように今日を過ごせと言われて、 姉貴は迷わず彼氏に会いに行った。 俺は、何もすることが思い浮かばなくて、とりあえず、外に出てみた。 繁華街は危ないと、通りすがりの誰かが言っていたのを聞いて、 俺はそういう道は避けて、東京都内でも、 わりかし目立たないような道を選んで歩いた。 途中、小さな公園があって、ふと何気なく見てみると、 同年代ぐらいのカップルが抱き合っていた。 姉貴も、今頃彼氏の家でこんなことしているのかな? なんて考えてどこに向かうわけでもなく、ひたすら歩いた。 残念ながら、俺は、生まれてこの方1度も彼女というものがいなかった。 彼女というものを知らないまま死んでいく。 まあ、別にそういうことはいいけど。 もともと、恋というものにはあまり興味がなかったから。 ドンッという音がして、はっとして振り返った。 ヤバイ、誰かにぶつかった。 「あ、すんません!つい、ボーっとしてて……」 「いえ!こちらこそ…って……リュウイチ?」 「……チヒロじゃん」 そこには、去年、隣の校区に引っ越した元クラスメイトのチヒロがいた。 そういや、結構歩いたもんな。 「わー!ひっさりぶりだねー!」 「おう、ほんと、1年ぶりぐらい?」 「どう?元気?……って、明日にはみんな消えちゃうんだったね」 チヒロはそう言って、寂しそうに笑った。 「…まあ、な……。そうだ、チヒロ、これから暇?」 「超暇!友達は彼氏と過ごすって言うしさ。何?リュウイチもなの?」 俺は笑って頷いた。 「やった!仲間だ仲間だ!」 「俺ら寂しいー」 「まあまあ、今日、ここで会えたのも何かの縁だしさ! 一緒にどっか行こうよ!」 チヒロはそう言って、歩き出した。 俺も、その隣を合わせて歩く。 チヒロとは、よくバカみたいなことで騒いでいた。 小学校の6年間、中学校の1年と同じクラスだった俺達は、 その辺の友達よりも仲が良かった。 「そうだ!聞いてよ、うちの学校の社会の先生さ、すっごくウザイの! 明日でアイツも死ぬと思うと、ちょっと嬉しかった」 そう言ってチヒロは軽く舌を出して笑った。 「ひっでえ奴ー」 「えー、リュウイチだってそういう人いない?」 「まあ、いないこともないかな……」 「じゃあ一緒じゃん!」 そう言って、俺達は、行くあてもなく、歩き続けた。 しばらくすると、見たこともないような景色になって、 チヒロはあるものを見つけた。 「あ!見てよ!あれ、桜の木だよ!」 そう言って、チヒロは少し駆け足で、その木に駆け寄った。 少し枯れかけの桜の木は、どこか切なげだった。 「俺、桜ついてないと、桜の木とか分かんねえ」 「私、植物好きだもん!」 そういうと、チヒロは少し、悲しそうな、寂しそうな顔をした。 「……どした?」 少し気になってそういうと、彼女は苦笑いをこぼして言った。 「……この木もさ、なくなっちゃうんだよね」 俺は、彼女の言葉に耳をすませた。 「私さあ、実を言うとね、人間なんて汚い生き物、 滅びても、別に構わないと思った。 むしろ、他の生き物たちにとっては、その方が幸せなんじゃないかって。 でもさ、世界が終わるってことは、 他の生き物たちにとっても、同じなんだよね。 明日で、世界はなくなるんだから、みんな、消えちゃうんだからさ…、 そう思うと、ちょっと寂しいなあって」 そう言うチヒロの顔は、今までみるどんな笑顔よりも綺麗で、切なかった。 俺は、言い返す言葉を捜すけれど、なかなかうまい言葉が見つからない。 チヒロはそんな俺を察して笑ってくれた。 「気にしないでいいよ!ごめんね、変なこと言っちゃってさ!」 「あ、いや、別にいいんだけど……その」 「リュウイチからうまい言葉が出るなんて、 最初っから期待してないから大丈夫だよ?」 「うわ、きっつー…」 俺はこのとき初めて、明日で世界が終わるのだと、確信した気がした。 そして、それと同時に俺の中に生まれたのは、恐怖という感情だった。 世界が終わって、俺が消えて、チヒロが消えて、周りが消えて、全てが消える。 それが、どうしても恐いのだ。 死ぬのが、恐い。 死ぬことに実感が沸くと、恐怖は止められなかった。 「……リュウイチ?」 「……」 チヒロが心配そうに俺を見るけれど、 それに応える余裕すら、今の自分にはなかった。 「……どうしたの?なんか、急に変になっちゃって…」 「……チヒロは平気なわけ?」 「え?」 聞いてはいけないことだったかもしれない。 でも、一度出した俺の声はとどまることを知らなくて、 気遣いすらない、そのままの素直な俺の言葉を、チヒロにぶつけた。 「……死ぬってさ、すっげぇ痛いんだろ? おまえは恐くないわけ?平気なわけ? 植物の心配とかより、自分の心配とか、ないわけ? ……普通に考えて恐いだろ……。 死ぬんだぞ?植物だって、他の生き物だってなくなるかもしれねえけど、 何より自分が消えちまうんだぞ!?」 途中、何回も自分で自分をとめようとした。 やめろ、これはただの八つ当たりだ。大人気ない。 チヒロを傷つけて、何になる? それでも、俺は、チヒロに言葉をぶつけることをやめなかった。 「……おまえの考えが分からねえ。 俺は、恐いよ、死にたくない。もっと、生きたい。 こんなところで死ぬなんて、そんなの嫌だ」 「……でもさあ」 チヒロが少し俯いて口を開いた。 そんなチヒロを見て、俺は、少しだけ冷静さを取り戻した。 「……でもさあ、どうせ死ぬんだよ? どうあがいたって、死ぬんでしょ?」 「…それは……」 「なら、……最後が分かってるんなら、笑ってたいって思うじゃん。 私だって恐いよ、死にたくないよ。 まだまだやりたいことだって、いっぱいあるんだよ? でも、これが私の運命なんだよ……。 どうにも変えられない、運命ってやつなんだよ。 だからさ、この運命を受け止めようよ。」 なら、運命すら変えてみせる。 心の中でそんな強気なことを言ってみたけれど、ただの悪あがきだった。 「大丈夫だよ、死ぬのは誰でも恐いんだから。 それに、私たちは死ぬんじゃない。 歴史が、元に戻る。それだけのことなんだから」 チヒロはそう言って、少し切なげに笑った。 「……そろそろ、行こう?」 「……ああ、そうだな」 俺達はそう言って、その後は無言のまま、歩いた。 周りはいつの間にか、真っ暗になっていて、 それでもチヒロと俺は無言のまま、歩き続けた。 そんなとき、チヒロがふと足を止めた。 「……あと、5分」 「え?」 「0時まで、あと5分だよ、リュウイチ……」 チヒロはそういうと、泣きそうになって笑った。 「笑おうよ…、ねえ、リュウイチも笑ってよ……私、最後は笑ってたいよ?」 「……うん」 俺も、色々な感情を抑えながら、笑った。 泣きそうになって2人で笑った。 急にあふれ出す涙。 感謝の気持ち。恐怖。寂しさ、悲しさ、悔しさ。 俺は、すべてを涙にたくして、白い光が俺達を包み、 俺達の歴史が崩される最後のこの瞬間まで、ずっと笑っていた。 きっと大丈夫、歴史が元に戻るだけだから。 上へ戻る 5.ユキコとサユリ 「ううん、仕方ないよ。帰ってこれないのは」 私は自分に言い聞かすような口調で両親にメールを送った。 「ごめんね……ユキコにはいっぱい迷惑かけたわね」 「そんなことない。私、この家に生まれて良かった。ありがとう」 「サユリをよろしくね。…あの子、強がりだけど、怖がりだから」 「知ってるよ、本当に今までありがとう。お父さんにも伝えておいてね!」 「こちらこそ、私たちの子供になってくれてありがとう」 私はそのメールを送ったあと軽く笑った。 そして、それ以上返事は送らなかった。 世界最後の日、私の両親は仕事で大阪にいた。 交通機関はストップ。 もう、会えない。 今日、生き別れになってしまった家族は、 いったいどれくらいいるのだろうか? 私も、その中の1人だけど。 世界が終わる、なんて、思ってもなかったことだけど、 こうなってしまったのなら、仕方ないこと。 それぐらいは誰もがわかっているけれど、 誰もが感情を抑えることなんかできずに、 自殺をしたり、犯罪をおこしたり。 どうせ今日で終わるのに、そんなことに時間を使うなんて、 勿体無いのにね。 「サユリ」 私は1個下の妹のところへと行った。 強がりで恐がりの私の妹は、青いソファーに座り、クッションを抱きしめていた。 泣きそうな顔が、クッションの間から見えて、やけに切なくなった。 それを振り切るために、私は笑顔でサユリにもう1度話しかけた。 「サユリ!少し、昔話しようよ?」 「え…?」 私がそう言ってサユリの隣に座ると、 サユリは不思議そうな顔をして私の方を見た。 「サユリ、私ね、最後の日を大好きな妹と一緒に過ごせて嬉しいよ」 「……私も。今、隣にお姉ちゃんがいて、本当に良かった」 「だからね、私、最後の最後まで、サユリと笑顔でいたいな」 「……私もだよ!お姉ちゃん!」 サユリはそう言ってニッコリ笑った。 私も、笑った。 人生1番の笑顔を、人生の1番最後にできる私たちは、 きっと、どの世界のどんな人よりも、幸せに死ねるよね。 「それでさあ、サユリってばそのあとまーた泣いちゃって!」 「だーかーらー!それはお姉ちゃんとお母さんがさあ」 私たちは他愛もない会話に華を咲かせていた。 人生まだ16年と15年。昔話って言っても、 1,2時間で終わっちゃって、そのあとはこれからのことを話していた。 「私はね、純白のウェディングドレスがいいの!」 「あー、サユリ、白似合うもんねー!私はね、薄いピンクがいいなあー」 「あ、それも可愛い!」 これからもし、もっと生きることが出来たのなら、 どんなことが出来ただろう? 大学、就職、恋人、結婚、子供、孫、老後。 「子供にはさ、どんな名前付ける?」 「男の子ならソラで、女の子ならリエ!」 「あー、お姉ちゃんっぽいかもしんない! 私ならね、男の子ならツバサで女の子ならミユキかなあ?」 「あ…、ツバサっていい!ツバサ君ってなんかいい!」 その時間は本当に楽しくて、朝、泣きそうだったサユリが嘘のようだった。 お昼ごはんは特別に何か食べるのはやめて、 家に落としたチキンラーメンに卵をおとして食べた。 私たちがよく食べていたものだった。 美味しいね、なんて言って笑う私たちは、少し、切なかった。 夜になって、周りが暗くなってきた。 もう私たちが死ぬまでに、そう時間はかからないのだろう。 そのとき、サユリは、突然顔つきを変えて話し出した。 「お姉ちゃん、私ね、本当は凄く恐いんだ。 お母さんとお父さんにもう会えないのも、凄く辛いんだ。 でもね、今、私たちはきっと、誰よりも幸せだよ。 だって、1番大切な人の隣で、死んでいけるんだもん!」 サユリは少し、切なげに笑った。そして、私も笑ってうなずいた。 「……本当は、お姉ちゃんともっといっぱい生きて、 もっといっぱいしたいこもあったんだけど、 今が凄く幸せだから、それは我慢することにしたんだ!」 「私も、……幸せだよ、サユリ」 私がそういうと、サユリは私の手をぎゅっと握った。 それから、サユリは少し不安そうな顔で、私を見る。 「もし、あの世があったり、生まれ変わったりすることができるのなら、 また、私のお姉ちゃんになってくれる?」 近くて、でも近すぎて遠く感じるときもある。 そんな、妹っていう大事な位置にいられるのは、 サユリだけに決まってるじゃない。 「なーに言ってんの?当然でしょ?」 私ははそう言って、サユリの手をぎゅっと握り返した。 その瞬間、白い光が私たちを包んで、 私とサユリは手を繋いだまま、世界の全てのものと一緒に消えていった。 生きていても、死んでいても、私たちは仲良し姉妹だよね。 上へ戻る 6.ツグミとノゾミ その知らせをラジオ越しに聞いた私は固まってしまった。 そして、すぐに走り出した。 会いにいかなきゃ、早く、早く。早く彼に会いにいかなきゃ。 昨日、彼氏と喧嘩したばかりだった。 理由は、彼氏が浮気紛いのことをしたから。 勿論、彼は違うと言い張っているけれど、 女の先輩と楽しそうに話しをして歩く姿は、 私にはそうとしか思えなかった。 それでも、つまらない意地を張って、 嫉妬したのは、彼を信じてあげられなかったのは、誰でもない自分。 謝らなきゃ。 謝って、最後の時間を一緒に過ごしたい。 私はそれだけを頭において、出来るだけ早く行こうと、繁華街を走った。 前から、男の人が来る。 でも、そんなの気にするわけもなくて。 ただ、通りすがるとき、腕に、激しい熱を感じた。 痛い、腕が、痛い。 「…っ………」 私は、腕を押さえて、その場に座り込んだ。 ぱっと後ろを振り返ると、 男は狂ったようにニヤニヤと笑って私を見ていた。 そして、彼は突然口を開いた。 「痛いか?痛いだろ!?でもなあ、どうせ明日には死んじまうんだ! おまえも、この俺もな!」 男はそう言って、逃げるように走ってその場から立ち去った。 周りは一瞬私に目をやったけれど、ふと周りを見ると、 私みたいに誰かに傷を負わされた人は、たくさん転がっていた。 その中には、死体と思われるようなものもあった。 まだ、ナイフで腕を刺されただけでよかったじゃない。 死にやしないわ。 私は、そう考えることにして、 痛む腕をぎゅっともう片方の手で押さえながら、 彼の家へとできるだけ早く走った。 彼の家について、インターホンを押すけれど、 家からは誰も出てこなかった。 嘘?どうして?行き違い? それとも、昨日のアレは本当に浮気で、 あの先輩のところに行っちゃったの? ノゾミは今、どこにいるの? 大切な、愛しい人に、会えないかもしれないという不安と恐怖、 そして、絶望を感じて、私はその場に座り込んだ。 腕の痛みなんて、どうでも良かった。 目から、暖かいものがあふれ出す。 ああ、涙だ。私、泣いている。 「……ノゾミ…どこにいるのよ……?出てきなさいよ!」 私がそう叫んだときだった。 「………ツグ…ミ……?」 自分の背後から、彼の声が、聞こえて、私はゆっくりと後ろを振り返った。 そして、そこにいたのは、ノゾミ。 「……ツグミ…あの、っておまえ、怪我してんじゃん!」 ノゾミは私の名前を呼んで、何か言いかけたあと、 私の腕に気づいて、焦ったように私の方へ駆け寄った。 「うわ、結構深いな、こりゃ……。とりあえず中入れよ」 ノゾミはそう言って、私を家の中へ通した。 家には、誰もいない。私とノゾミと2人きり。 多分、家族の人たちは、どこかへ行っちゃったのだと思う。 私が、自分の家族に別れも告げずに、ここに来たのと、原理は同じだ。 「…しみるぞ」 そう言って、ノゾミは消毒液を私の腕にこぼした。 そのとき、急激な痛みが襲った。 ノゾミは出来るだけ優しく手当てしてくれたけれど、 やっぱり、しみたみたいだ。 「ま、これでとりあえずは大丈夫」 「……ありがとう」 ノゾミは最後にカーゼと包帯で私の腕を止血するかのように強く巻いて、 私を見てニィっと笑った。 「でさ…、いきなりだけど、会えてよかった」 「……会いに来たんだよ」 「…ごめん、俺、昨日……」 「私もごめん!……意地張って。でも、今日、本当に会えてよかった……」 「ん…」 ノゾミは私をぎゅっと抱きしめた。 嬉しかった。 暖かいノゾミの腕の中に自分がいるということが、 自分でも驚くほど、嬉しかった。 「……ノゾミ、私、ノゾミが大好きだよ」 「俺も……ツグミが大好き」 ノゾミのとびきり綺麗な笑顔が、横から少しだけ見えて、私の頬も緩んだ。 そのあと、ノゾミはコーヒーを淹れてくれた。 「ごめん、あんまり自分で淹れたことないから、美味しくないかも」 「いいよ、別に」 苦笑するノゾミに笑顔で応えて、私はコーヒーを1口飲んだ。 「反抗期……とはいえさ、親のことなんか、どうでもいいって思ってた…。 こうやってコーヒー淹れてくれてたのも、おふくろなのにさ。 ……1人で生きてるって思ってたけど、違うんだよな」 「……そうだね」 ノゾミの素直な言葉に、私も素直に返した。 いつもは、意地を張って、強がってばかりだけど、 今日ぐらいは、素直にノゾミに気持ちをぶつけてみよう。 後悔だけはしないように。 「あと、数時間で死んじまうんだよな……ツグミ、何かしたいことある?」 「あるよ」 ノゾミの望んでいてくれたらいいな、 なんて心の中で思っている自分が、少し恥ずかしい。 「…ずっとノゾミの隣にいたい」 ノゾミは、しょうがないなあなんて冗談っぽく笑いながらも、 私の隣に来て、優しいキスを額に落とした。 そのあと、ずっと寄り添いながら座って、ただ、愛を感じていた。 たまに、目が合うと、お互い恥ずかしさを隠すために、笑った。 そのたびに、私の中のノゾミの笑顔が1つ増えていって、嬉しかった。 「……あと、10分だね、ノゾミ」 「ああ…このまま待つか」 「そうだね」 ノゾミは私をぎゅっと抱きしめた。 少し、腕が痛んだけれど、気にしなかった。 こんなに、強く抱きしめあっているのだから、どんな衝撃がきても、大丈夫だよね。 「俺より先に死ぬなよ」 「分かってる」 「同時に死ぬんだから」 「うん」 抱きしめあったまま私たちは笑う。 少し顔をあげると、ノゾミの優しい瞳が私を見つめていた。 「最高に幸せな最後だよね」 「悪くない死に方だな」 「ねえ、絶対に離さないでよ?」 「じゃあ、しがみついてろよな」 ノゾミはもう1度、抱きしめる腕に力をこめた。 そして、再びノゾミが私に優しいキスをしたとき、 白い光に襲われて、私たちは一緒に最後を迎えた。 意地っ張りな私だけど、向こうでもよろしくね。 上へ戻る 7.タクヤとアリサ 今日で世界が終わるという知らせを聞いて、 とりあえず俺は家族に別れを告げに行った。 「親父、……マジで今までありがとな、いろいろ迷惑かけて」 「ほんとにな。まあ、あの世でまた会えるだろ」 「おふくろも、弁当サンキュ」 「今度親子になったら、部屋の片付けぐらいちゃんとしなさいよ」 親の暖かい言葉を聞いたあと、俺は、軽く手を振って、家を飛び出した。 向かうのは、いつも彼女と寄り道して帰った小さな公園。 彼女はもう来ているだろうか?まだ来ていないだろうか? 連絡なんてとらなかった。 だって、絶対彼女もこの場所にくるだろうという自信があったのだ。 そして、彼女はもうその公園に来て、いつものベンチに座っていた。 「アリサ!」 「タクヤ」 いつものように、ニコっと頬を緩めるアリサが、愛しくて俺も笑った。 「知らせ、聞いた?」 「聞いたから此処にいるんじゃない」 「それもそうか」 「これからどうするの?」 「どうもしない。いつもどおりに過ごすだけさ」 「そうだね、それがいいね」 そう言って、俺達はどちらかともなく、手を繋いで歩き出した。 「どこ行こうか?」 「たこ焼き屋さんは?」 「あー、あそこ、あいてるかな……、店もだいぶ閉まってきてるから」 「行ってみよ!まだ、時間あるんだしさ!」 俺はそう言って、アリサの手を引いて、小走りになる。 アリサも俺もいつもと同じように、 楽しそうに笑っていて、話しも盛り上がっていた。 本当に明日世界がなくなるのが、信じられないくらい。 「あ、見て!あいてるよ!」 「マジで?やったじゃん!食おうぜ!」 そう言って俺は、もう顔見知りのおばちゃんの方へ近寄った。 「おばちゃん!たこ焼き6つずつ!」 「まあ、タクヤ君にアリサちゃんじゃない。ちょっと待っててね」 何度も何度も学校帰りに寄ったから、 おばちゃんは俺達の名前を覚えてくれていて、それが凄く嬉しかったんだ。 「はい、最後だからお金はいいよ」 「ほんとに?」 「ああ、もうもらってもどうしようもないからねえ」 「サンキュ!」 俺達はそう言って、たこ焼きと爪楊枝を2本受け取った。 そして、素朴な疑問をぶつけてみた。 「どうして、おばちゃんは……こんな日まで、店開いたんだ?」 おばちゃんはニッコリと笑って俺たちを見た。 「そんなの決まってんでしょ、最後の日だから、 自分が好きでやっている店のおばちゃんでいたいのよ。 2人とも、向こうに行ってもたこ焼き作るつもりだから、 また買ってよ、おまけつけてあげるから」 「…うん!ありがとう!」 隣にいたアリサが笑顔でそう言った。俺も、頷く。 そして、俺達は再び歩き出した。 「此処で、食おうか」 俺達はそう言って、路地裏に入った。 さっきいた公園に寄ってみたら、 隣のクラスのカップルが抱き合っていて、入れなかった。 「やっぱ、ここのたこ焼きうまいよなー」 「うん!ほんっと美味しいよね!」 そのとき、突然、たこ焼きを食べていたアリサの手が止まった。 「……どうした?」 「いや、別にどうってこないことなんだけどね……、 私たちがこのたこ焼き食べてるみたいに、 爆撃も私たちを飲み込んじゃうんだなあって思って」 アリサはそういうと、またたこ焼きを1つとって、 美味しそうに口を動かした。 たこ焼きは食べきられ、俺達も爆撃に飲み込まれる。 そうか、今夜起こる惨事とは、そういうことなんだ。 ふと、昨日の昼休みがよみがえる。 『分かんないよ、高校入ったら突然ノゾミの背越すかも』 そんな日はもう二度と来ない。 そして、そういえば昨日の放課後、 ノゾミと彼女のツグミちゃんが喧嘩していたことを思い出して、 仲直りできたのかな、なんて考えた。 「これから、どうしよう?」 「んー……たこ焼き食べたしなあ」 「繁華街は危ねえし」 たこ焼きを食べ終えた俺達は、そう言って頭を悩ませた。 「何もしたいこと、思い浮かばないね」 「そうだな」 そう言ったあと、俺は、繋いでいた手に力をこめた。 そして、そっと呟く。 「いつも一緒にいたんだし、今日も一緒にいれば、いっか」 「そうだね!」 俺達は、一般的で平凡を絵に描いたような中学生のカップルで、 毎日こうやって過ごしてきた。 だから、今日もそうやって過ごせばいい。 最後の日を迎えるのに、何も気を張ることはない。 「最後まで、ここにいようか」 「そうだね、ここなら、誰もこないだろうしね」 ふと、告白した日のことが思い出された。 アリサとは元々仲の良いクラスメイトで、よく一緒に遊んだりしていた。 そして、俺の方から告白して、 アリサの返事もすぐに帰ってきて、付き合うことになった。 付き合うってさ、皆が騒ぐようなことじゃない。 キスすることでもなければ、エッチをすることでもない。 一緒にいること、それが1番忘れがちで、1番肝心。 こうやって何も喋らないで手を繋いで横に座っていることが、 付き合っているってことだから。 一緒にいるということが、1番大事なことだから。 それから、時間が経つのは早かった。 「もうすっかり夜だねー」 「こんな時間まで一緒にいるの、初めてだな」 アリサは頷いて、少し笑って自分の時計を見た。 「あと、1時間か」 「早かったな」 俺は、そう言って、繋いでいた手をふわりと離し、 アリサをぎゅっと抱きしめた。 「ね、タクヤ」 「ん?」 「最後までね、こうやって抱きしめてて欲しい」 「…じゃあ、そうしよう」 そう言って、軽くキスを交わす。 その後も、何度も何度もキスをした。 まるで、それしか知らない子供のように、キスをした。 数十回目のキスをしているときだった。 アリサの顔は見えなくなって、白い光が舞い降りた。 ただ、抱きしめている感覚と、唇の熱だけが、残っていた。 あの世に行っても大丈夫なのは、俺とアリサが一緒だから。 上へ戻る 後編へ
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主人公サイドレイモンド・ブライス(レイ) - Raymond Bryce スティーヴ・ヒューイット - Steven Hewitt リサ・ヒューイット - Lisa Hewitt デイヴィス教授 - Professor Davis オルソン捜査官 - Olson タウンゼント市長 - Mayor Townsend ルイス大統領 - President Lewis アイリス・ブルックス - Iris Brooks 武装集団ストーム[STORM]ヘインズ大佐 - Colonel Haynes エヴァンズ少佐 - Major Evans ゴードン - Gordon グレゴリー - Gregory バンクス - Banks 主人公サイド レイモンド・ブライス(レイ) - Raymond Bryce ・・・主人公、あなた。元国際レスキュー隊所属、現在はブルーリッジ市の危機管理局員。以前は優秀な海兵隊員だったが、友人スティーヴの誘いで国際レスキュー隊に入隊した。アギラス山でスティーヴを救えなかった自責の念からレスキュー隊を離れ、危機管理局でデスクワークの日々を送っていた時に,スティーヴの妹リサの誘拐事件とディザスターに遭遇する。 スティーヴ・ヒューイット - Steven Hewitt ・・・国際レスキュー隊でレイのよき相棒だった。レイとはハイスクール時代からの友人で、両親は亡く、アギラス山の噴火に巻き込まれる時に、唯一の家族である妹のリサをレイに託す。 リサ・ヒューイット - Lisa Hewitt ・・・スティーヴの妹。25歳。カリフォルニア工科大学の大学院で地震学の権威デイヴィス教授の下で研究に打ち込むが、教授とともに誘拐される。レイのことはよく知ってはいるが面識は一度も無く、兄スティーヴの死後も一度も会っていない。 デイヴィス教授 - Professor Davis ・・・カリフォルニア工科大学教授。59歳。地震学の権威。1年前にブルーリッジ市を震源とする巨大地震が迫っていることを発表したが、数々の非難を浴び沈黙を守っていた。 オルソン捜査官 - Olson ・・・FBIブルーリッジ支局の捜査官。52歳。黒色肌にたくましい髭、と強面として恐れられているが、憎めない性格とその信頼から部下は誰もがついてくる。幅広い軍関係のコネクションを持ち、今回の大学教授誘拐事件でも主人公を支援する。 タウンゼント市長 - Mayor Townsend ・・・ブルーリッジ市の市長。61歳。熱意と能力を備えた稀有な政治家として市民からの信望が厚い。熱意のあまり無茶をすることもあり、秘書官は心労が耐えないという。 ルイス大統領 - President Lewis ・・・合衆国大統領。49歳。半年前に若手の大統領として就任した矢先に今回のディザスターが発生した。これが彼の手腕が問われる最初の大きな出来事となる。 アイリス・ブルックス - Iris Brooks ・・・ロザリア山の山中に家族3人で暮らす金髪の少女。13歳。火山灰が降りしきる中、1人で両親の帰りを待っていた。 武装集団ストーム[STORM] ・・・1年前に南米で壊滅したアメリカ軍特殊部隊。海兵隊の兵士から選抜された精鋭。 活動が困難な極限状況下での活動を主な任務としており、外交的なリスクのある作戦を多く担当するため、部隊の存在は極秘扱いとなっている。 1年前の南米での作戦の隠蔽のため、合衆国大統領が壊滅命令を出した。 ヘインズ大佐 - Colonel Haynes ・・・1年前に壊滅した特殊部隊ストームの指揮官。56歳。祖国のために命をかけて戦い、数々の戦果を誇る有能な指揮官として軍内外から賞賛される人物。だが、ストーム壊滅とともに行方不明となり、公式にはその際に死亡したと発表された。ストームの生き残りと傭兵を集め、今回の作戦を実行した。 エヴァンズ少佐 - Major Evans ・・・ヘインズ大佐の下でストームを統率する副指揮官。36歳。狙撃が得意で、近接格闘から操縦など多彩なスキルを持つ。現場における作戦立案までこなし、今回の核兵器強奪作戦も立案した。冷静に見えて、不可解な行動もとる。 ゴードン - Gordon ・・・ストームのNo.3で実行部隊の指揮官。ストーム設立前からヘインズ大佐の部下で、信頼も厚い。神と大佐に絶対の忠誠を誓っている。 グレゴリー - Gregory ・・・元ナイトストーカーズ所属のヘリパイロット。ヘルメットに眼鏡というスタイルで、今回の作戦には傭兵として参加している。操縦技術は超一流。 バンクス - Banks ・・・元グリーンベレーで現在傭兵。銀髪の逆立てた容姿で、今回の核強奪作戦に高額の報酬で参加した。戦闘狂めいた振る舞いの奥で冷徹な計算を働かせている。
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デイリーチャレンジ デイリーチャレンジ概要 詳細 チャレンジ一覧ジョブ系 その他・フリーモード関連 ビジネス関連 ナイトクラブ関連 強盗ミッション関連 カスタム関連 乗り物・装備・武器関連 レースシリーズ・敵対モードシリーズ関連 ダイヤモンドカジノ関連 フリーモードジョブ関連 LSカーミーティング関連 オートショップ関連 契約関連 ロスサントス・ドラッグウォーズ関連 サンアンドレアスの傭兵関連 チョップ・ショップ関連 報酬 概要 「強盗アップデート」で追加されたコンテンツ。 日替わりの「お題」を3つ全てクリアする事で報酬と経験値を獲得できる。 「ダイヤモンドカジノ リゾートアップデート」にて修正が入り、ミッション内容が大幅に変化(アップデートで追加された要素を利用したチャレンジが追加)し、逆に発生しなくなったミッションも多数。 アクションメニューでの名称も「チャレンジ」に変更され、メニューの上から2番目に表示されるようになった。 さらに達成時の報酬も$30000・5000RPへと上方修正された。 元々ランク15からでないと解禁されなかったが、「サンアンドレアスの傭兵」アップデートより、ランク要件が撤廃された。 「チョップ・ショップ」アップデートでウィークリーチャレンジが登場した。毎週木曜日に更新される。なお、クリアすると$100000・10000RPを獲得できる。 詳細 アクションメニューからお題を確認できる。 日本時間では15時に更新される。 ゲームを再起動することでチャレンジを更新できるが、「ダイヤモンドカジノ リゾート」アップデート以降は『一番目の項目が全プレイヤー共通』となり、更新時間までは再起動しても変わらなくなった。この枠はある程度種類が決まっている。新しいチャレンジが来てから1回でもセーブされると、残りのチャレンジ内容も確定して再起動で変えられなくなるので注意。 提示されたお題の条件を達成することでチェックされていく。極めて稀だが、二番目と三番目のチャレンジの内容が重複することも。この場合でも、チャレンジ達成により両方ともチェックされるため、お題は実質的に二つのみとなる。 実行したのに達成されないバグが発生した場合、ゲームを再起動すると直る場合がある。 ジョブへの参加が求められるものは、途中抜けすることなく完了するまで達成とならない。条件の達成さえすれば内容は問われないほか、敵対モード等ラウンド制のジョブの場合は2ラウンド目突入時点で達成となる。 「〇〇シリーズ」は非表示オプションで対応する項目を表示にしているとマップに出てくるものでなければ達成できない(例:敵対シリーズの場合は、非表示オプションのその他で「敵対シリーズ」を表示にしているとマップに出てくる敵対シリーズのジョブに参加しないと達成できない)マップに出ているものと同じジョブであれば参加方法は問われないため、ポーズメニューを経由したり招待を受諾したりして参加しても達成できる。 なお、全プレイヤー共通の枠は例え不動産の保有が必要となるものであったとしても出現する。フレンドや野良を頼ろう。 アップデートの曜日の場合、アップデート前か後に起動したかで全プレイヤー共通の枠が異なる。 太字のチャレンジは全プレイヤー共通の枠として示す。 チャレンジ一覧 加筆 修正大歓迎(「カジノアップデート」以降の情報については特に) ジョブ系 一人で遊べるものはソロでも達成可能なので、プレイヤーは集めなくて良い。 複数人必要なジョブは早く終わるように設定すると相手に迷惑をかけない。 最後までプレイすることで達成できる(相手が途中退室した場合も可)。 チャレンジ 備考 ○○レースに参加しろ ランドレース、接触なしレース、GTAレース、ラリーレース、バイクレース、エアレース、シーレースのいずれかGTAレースの場合はアリーナウォーズの破壊やブザービーターに参加しても達成リザルト画面が表示されて達成となるため、上位フィニッシュした後の観戦中に退出してしまうと未達成となるので注意 パラシューティングに参加しろ サバイバルに参加しろ 生存または死亡での完了が条件一定時間エリアから離れて終了すると達成扱いにならないので注意自滅なら可 サバイバルシリーズに参加しろ ランク1から参加可能のものクリエイター作成ジョブを含む従来のサバイバルとは別物のため注意 (○○)デスマッチに参加しろ デスマッチ(フリーフォーオール)、チームデスマッチ、マシンデスマッチ、ラスト・チーム・アライブ、キングオブザヒルのいずれかなお、アリーナウォーズの一つである修羅場はマシンデスマッチ扱いになっているキングオブザヒルはフリーモードイベントのキングオブザキャッスルとは異なるので注意 キャプチャー・○○に参加しろ 防衛、強襲、逃走、GTAのいずれか 対戦ミッションに参加しろ 達成不可能だった日から数日後に常設となった コンタクトのミッションをクリアしろ ローライダーズミッション、スーパークルーザーミッション、カジノミッション、ペーパートレイル作戦、最初/最後の一服、オートショップ強盗などもコンタクトミッション扱いされている ローライダーミッションをクリアしろ ラマーのミッション、ローライダーズミッションを参照 暗殺ミッションをクリアしろ ジョブ一覧のミッション一覧にある「暗殺○(数字)」というタイトルのもの シミオン回収稼業ミッションをクリアしろ ジョブ一覧のミッション一覧にある「回収稼業」とタイトルに付いているもの 「最初の一服/最後の一服」ミッションをクリアしろ ジョブ一覧のミッション一覧にある「最初の一服/最後の一服」とタイトルに付いているもの 「プロジェクトオーバースロー」ミッションクリア 「○○」(敵対モード各種)に参加しろ 種目ごとにチャレンジが設定されている アクティビティ(ゴルフ、ダーツ、テニス)を1ゲームクリアしろ ゴルフは設定したホール数(1~9)、ダーツは1ラウンド、テニスは設定したセット数(ゲーム数は6で固定で完遂が条件)、ゴルフとダーツはソロ達成可 コミュニティシリーズに参加しろ ポーズメニューのジョブ一覧のコミュニティジョブを選ぶ 射撃練習場を1ラウンドプレイしろ 最低2回同じ武器でプレイし、「終了」の画面までプレイする必要があるアミュネーションの射撃練習場限定(地下基地の射撃練習場は別のチャレンジとして設定されている) 地下基地で射撃練習場をプレイしろ 1ラウンドプレイすれば達成 目標スコアの達成可否は問わない地下基地の射撃練習場限定(アミュネーションの射撃練習場は別のチャレンジとして設定されている) フライト訓練所のレッスンを一つクリアしろ その他・フリーモード関連 チャレンジ 備考 手配度「☆○個」から逃げきれ 指定以上の手配度で逃げ切っても達成レスターの「手配度を消す」やロスサントス・カスタムや各種不動産やその車庫に入るなどの強制的な手配解消は無効のため、地下道や列車のトンネルを利用すると確実ゲーム自体を起動してから手配度が消えるまたは手配度が無効になる要素(ジョブ開始、手配度無効のフリーモードジョブを行うなど)が含まれる行為を1つでも行うと達成が不可能になるため、その場合はゲーム自体を再起動して再チャレンジしようなお、各キャラクターの電話でリクエスト可能かつフリーモードで行うジョブを指定以上の手配度がついたまま開始または完了すると達成できる 警察に賄賂を渡して大混乱を引き起こせ 携帯電話から「連絡先⇒レスター⇒警察に賄賂を渡す」を選択(出費$5,000)効果時間3分中にNPC車を10台ほど破壊すればクリア黙視状態を利用し軍事基地からレーザーを盗んだり、ハイドラやサベージなどを持ち出したりしてキャノンを使えば瞬時に達成できる 映画館に行け 営業時間内に入る(10~22時、入場料$20) 遊園地のいずれかの乗り物に乗れ マップにある観覧車のアイコン(入場料$10)観覧車・ジェットコースターのいずれも可 運び屋車両をシミオンに届けろ 運び屋ガレージを参照 他のプレイヤーに路上強盗を送れ ラマーに連絡して適当なプレイヤーに路上強盗を向かわせる(出費$1,000)なお、ファミリーズのメンバーを大量に殺害するとラマーがしばらく相手にしてくれなくなり強盗を送れなくなるため注意 地面に近い位置でパラシュートを開け カジノ屋上等の中程度の建物からパラシュートで着地すると達成 〇〇〇メートルからパラシュートで落下しろ 指定の高さ以上の降下であれば切り離して予備のパラシュートを開いてもよい 100メートル落下して生き延びろ 乗り物を使わず100メートル以上の高さから落下する危険なパラシューティングとは違って地上近くまで開く事を粘る必要がないので、「パラシューティング」でしっかり着地を決めさえすれば簡単に達成できる ブルシャーク・テストステロンを使用しろ ブルーシーに電話して配達を依頼(出費$500)するか、デスマッチでマップ上に落ちているものを拾う 10秒のウィリーを決めろ 合計時間ではなく、10秒間のウィリー持続が条件ウィリーが決めやすいファギオ・サンチェス・BF400などに乗って滑走路で行うと良いCEOの乗り物要請でサンチェスを呼び出すか、調達が面倒なら適当なバイクレースで上記のバイクを選択しようちなみにキメラは内部的にブレイザーなどと同じくクアッドバイク扱いだが、キメラを使っても達成できる ギャング・アタックをクリアしろ クルマ(装甲)を使うと簡単にクリアできる 投下された弾薬を回収しろ メリーウェザーに連絡して投下される弾薬を回収する(出費$1,000)他のプレイヤーに奪われる可能性もあるので招待セッションで行うと確実 軍事基地から乗り物を1台盗め 基地にあるいずれかの乗り物に乗り込んだ時点で達成(コンタクトミッションでは無効)基地に侵入するとすぐに殺されて盗めないようなら、レスターに連絡して警察に賄賂を渡せば確実だが高コストは難点軍事基地の格納庫を購入していれば侵入しても手配度が付かない戦闘機に限らずバラックスやクルセイダー、その他ゲート付近の駐車場に停めてある一般車両でも達成 当然ながら不動産の格納庫を購入しているなら非常に簡単になる 乗り物を10台破壊しろ ミッション中の破壊も含まれるので、「営業妨害」など乗り物を破壊するミッションをこなしていれば簡単 乗り物を10台盗め こちらも同様にミッション中でも可能なので、手配度が付かないミッションでやると簡単ただし、ミッションで配置される車(ジョブ中のみ出現し、敵が乗りつけてきた車など)は盗んだ扱いにならず、カウントされない 店で略奪をしろ 略奪で脅した店員が渡すお金の袋を入手するか、レジを自分で漁った時点で達成(手配を消す必要はない) 雪合戦をしろ 降雪期間限定雪玉を他のプレイヤーに当てると達成雪玉の取り方はSnowballを参照 アーケードのゲームをプレイしろ アーケードやオートショップ、エージェンシーなどにあるゲームを起動すると達成 カヨ・ペリコのビーチパーティーで踊れ カヨ・ペリコ強盗未完了でも提示されるのでクリア済みのプレイヤーから招待を受ける必要がある ジェロの隠しアイテムを回収しろ ジェロの隠しアイテムを参照 路上売人に製品を売却しろ 路上売人を参照 隠れ家を強襲しろ 隠れ家を参照 ビジネス関連 チャレンジ 備考 (ビジネス商品)を調達(補充)しろ 調達ミッションを必ずしもやる必要は無く、原材料購入やミステリーで補充した場合も達成される極秘貨物はスタッフ依頼(要$7,500)でも可ビジネスバトルやヨハンの貨物でも可 ペーパーラボの場合は銃器の『地下基地を補充しろ』に纏めて括られている (ビジネス商品)を売却しろ 各種ビジネス物件の商品のいずれか(一部だけの売却でも達成)ナイトクラブの在庫売却で対象の商品を単品で売却しても達成される 取引車両を調達しろ CEOの車両取引ジョブの乗り物 取引車両を輸出しろ 同上 「仕事(モーターサイクルクラブ)を探す」に設定しろ アクションメニューのセキュリサーブ(モーターサイクルクラブ)の項目にある「仕事を探す」をオンにすると達成 自身の組織(モーターサイクルクラブ)にプレイヤーを雇え ドゥームズ・デイ強盗やカジノ強盗などで誰かを自動で雇っている状態では達成できないので注意 ※施設のPCの管理画面から操業を停止しているビジネス(バイカービジネス各種or銃器密造)の原材料補充および売却はチャレンジに発生しない可能性がある(要検証)。 なお操業状態のビジネスの売却・操業停止の状態が存在しないビジネス(極秘貨物、車両取引、空輸、ナイトクラブ)の売却は、たとえ在庫が0の状態でも発生するので売却などのタイミングには注意。 ナイトクラブ関連 チャレンジ 備考 プレイヤー所持のナイトクラブで踊れ 十字キー右を長押しで踊れる ミュージック・ロッカーで踊れ ダイヤモンドカジノの地下にあるクラブのことL2(LT)ボタンを長押しで踊れる クラブ管理をクリアしろ ナイトクラブの宣伝ミッションのこと「犯罪事業」アップデートで追加されたランダムイベントは不可 ナイトクラブの商品を売却しろ ナイトクラブの在庫売却ミッションを完了すれば達成 強盗ミッション関連 チャレンジ 備考 「強盗準備」をクリアしろ 準備ミッションが少ないフリーサ強盗がお手軽 「強盗フィナーレ」をクリアしろ 同上 「ドゥームズ・デイ」調達を1つ完了しろ フリーモードで開始できるDD強盗のいずれかの調達ミッションをクリア金を払ってスキップしても達成 「ドゥームズ・デイ」準備を1つ完了しろ 若干紛らわしいが、調達ではなく「準備ミッション」のため注意 「ドゥームズ・デイ」フィナーレを1つ完了しろ ドゥームズ・デイ・シナリオのみ、サーバールームに入るカットシーンまでクリアすれば達成となる(ハッキングの段階で解散しても達成扱いとなる) 「ダイヤモンドカジノ強盗」調達を1つクリア 既に調達を全て完了している場合、カジノを偵察するだけでもよい 「ダイヤモンドカジノ強盗」フィナーレをクリア カスタム関連 いずれもナンバープレート等無料の項目でも達成可。 チャレンジ 備考 チューニング・ショップで乗り物を改造しろ ベニーズや乗り物ワークショップも含まれる下項目の上位互換と思えば良い ベニーズで乗り物を改造しろ オフィスガレージやアリーナワークショップでの対象車両の改造も含まれる クラブハウスで乗り物を改造しろ 顧客の乗り物の改造は含まれない 自分の格納庫で航空機を改造しろ 機動作戦センターで乗り物を改造しろ 乗り物ワークショップに対応した武装車両のみ アベンジャーで乗り物を改造しろ 機動作戦センターと違い通常の個人車両でも可 自分のアリーナワークショップで乗り物を改造しろ RCバンディートも可 乗り物・装備・武器関連 チャレンジ 備考 ドローンを操縦しろ テラーバイトもしくはアーケードのドローンステーションを使うアリーナウォーズのゲームマスターなどで利用できるドローンを使うアクションメニューの「所持品」からナノドローンを使うコサトカの弾道ミサイルでも達成可能 スキューバダイビングをしろ スキューバスーツを着て水場で泳ぎ、酸素ボンベとマスクが装着されれば達成 RCバンディートを操縦しろ アクションメニューの「所持品」→「RCバンディート」を選ぶ 石斧でランページスキルを使え 石斧でNPCをキルした後、スキル効果が終了すると達成 ダブルアクションリボルバーでヘッドショット NPC相手でも達成可 「タクシーの仕事」で1件仕事を完了しろ 客を一人送り届ければ達成 レースシリーズ・敵対モードシリーズ関連 これらは非表示オプションのその他のタブから対象のアクティビティを表示すると分かりやすい。マップのアイコンの地点から直接ジョブに参加すると達成しやすい(マップから当該シリーズを選択→ジョブ開始のボタンを押す) チャレンジ 備考 注目のシリーズに参加しろ マップ上のR★マークに行くと対象ジョブの詳細を確認できる 敵対シリーズに参加しろ 常設の敵対モードのみ達成可 アリーナウォーズシリーズに参加しろ 地下基地シリーズに参加しろ サイロ、ダイヤモンドカジノで行われるジョブも含む レースシリーズに参加しろ 全てのレースのうちいずれか 特殊車両レースシリーズに参加しろ 2023年現在、特殊車両レースシリーズは常設でなくなったため達成不可能 スタントシリーズに参加しろ SAスーパースポーツシリーズに参加しろ 分かりにくいが、スタントシリーズのホットリングレースをさす トランスフォームシリーズに参加しろ ストリートレースシリーズに参加しろ 追跡シリーズに参加しろ ドリフトレースシリーズに参加しろ ドラッグレースシリーズに参加しろ カヨ・ペリコシリーズに参加しろ カヨ・ペリコで行われるレースに参加する ダイヤモンドカジノ関連 チャレンジ 備考 ダイヤモンドカジノ リゾートに行け ダイヤモンドカジノ リゾートの「カジノのフロア」に行くと達成ペントハウスやカジノの駐車場ではないので注意 ラッキールーレットを回せ メインキャラクターで回した後、サブキャラクターへ移行した場合でも提示される場合があるので注意 バーで飲み物を注文しろ ナイトクラブやアーケードなどのバーも可 浴槽でリラックスしろ カジノ屋上テラスのジャグジー、ペントハウスのプライベートスパ、プライベートクルーザーのジャグジーで座れば達成 ダイヤモンドカジノのミッションを1つクリア カジノミッションではなく、ミス・ベイカーのカジノの裏仕事をクリアすると達成 フリーモードジョブ関連 チャレンジ 備考 ボスのジョブに参加しろ 何かしらのボス(CEO)のジョブを開始した時点で達成(クリアは不問)クライアントのジョブの「インベーダー」はなぜかボスのジョブと判定される クラブハウスミッションに参加しろ クラブハウスから受諾できるミッションを開始すると達成 クラブジョブに参加しろ MCメニューから受諾できるジョブを開始すると達成 クライアントのジョブに参加しろ テラーバイトのタッチパネルからクライアントのジョブのいずれかを開始すると達成「インベーダー」はボスのジョブと判定されるため達成とならない フリーモードチャレンジに参加しろ 何らかの記録を出した時点で達成乗り物を使用するチャレンジはマップに出現するアイコンの乗り物に乗るだけでも可紛らわしいがフリーモードイベントとは別物なので注意 フリーモードイベントに参加しろ 何らかの記録を出した時点で達成チェックポイントはこちらに含まれる紛らわしいがフリーモードチャレンジとは別物なので注意 ビジネスバトルに参加しろ ビジネスバトルの目標に向かい、指示が出た時点で達成貨物を回収してナイトクラブまで持っていく必要はない目標地点に近づいたあと遠ざかって「また参加する」ためのコマンドを押しても達成できる JEタイムトライアルをクリアしろ マップ上の紫の自転車アイコンへ行き規定時間内にクリア LSカーミーティング関連 チャレンジ 備考 LSカーミーティングへ行け 建物に入るだけで達成徒歩でも可 個人車両でLSカーミーティングへ行け 上と似ているが入場できる個人車両で直接入ること出現位置に設定していた場合は個人車両で再入場する必要がある LSカーミーティングの試乗トラックを観覧しろ 試乗トラックの脇にある小部屋に入れば達成 LSカーミーティングの車両に試乗しろ いずれかの試乗車で試乗トラックに入れば達成 LSカーミーティングのタイムトライアルに参加 試乗トラックでアクションメニューのLSカーミーティング→タイムトライアルで最後のチェックポイントまで通過すれば達成 LSカーミーティングのスクランブルに参加 試乗トラックに他のプレイヤーを招待し、アクションメニューのLSカーミーティング→スクランブルで相手が了承して開始されれば達成 LSカーミーティングのスプリントに参加 LSCMに他のプレイヤーを招待し、アクションメニューのLSカーミーティング→スプリントで相手が了承して開始、プレイヤーが完走すれば達成 LSカーミーティング1対1レースに参加 試乗トラックに他のプレイヤーを招待し、アクションメニューのLSカーミーティング→1対1レースで相手が了承して開始、プレイヤーが完走すれば達成 オートショップ関連 チャレンジ 備考 「強盗契約」の計画作業を完了しろ オートショップ強盗 の準備ミッションのうちいずれかをクリア ケニーとセッサンタの仕事を完了しろ オートショップ強盗のフィナーレをクリア エキゾチック輸出車両を埠頭へ届けろ エキゾチック輸出車両のリストのうち1台をターミナルへ輸出する 契約関連 チャレンジ 備考 ドクター・ドレーの依頼を1つクリアしろ VIP契約のうちいずれかのジョブをクリア レコードAスタジオへ行け 建物に入ると達成エージェンシー未所有で出入り自由でなくとも提示されるのでVIP契約クリア済みプレイヤーから招待を受ける必要がある ショートトリップを1つクリアしろ バグか仕様か不明だが、ミッション失敗後に退出する・されても達成扱いされる 公衆電話ミッションをクリアしろ セキュリティ契約をクリアしろ ロスサントス・ドラッグウォーズ関連 チャレンジ 備考 フリークショップへ行け フーリガンのジョブをクリアしろ ダックスから仕事をリクエスト サンアンドレアスの傭兵関連 チャレンジ 備考 「LSAオペレーション」をクリアしろ チョップ・ショップ関連 チャレンジ 備考 レッカー車で乗り物を回収しろ 対象の乗り物をサルベージヤードまで牽引すると達成 報酬 1日達成:$30,000 RP5,000 7日連続達成:$150,000 RP20,000 28日連続達成:$750,000 RP50,000 同時にアワード「不眠不休」も手に入る。この連続達成の報酬は、28日連続達成の報酬を受け取った後でも、連続で達成し続ける限り何度でも受け取れる。なお、メインキャラとサブキャラの28日連続達成報酬の受取日が同じ場合、後者の方はクリア扱いになるが報酬がもらえないバグ(?)がある。 また、累計の達成回数により初回のみ以下の報酬を得る事ができる。 チャレンジクリアではなく1項目達成で1回と見なされるので、一日に最大3回達成数を増やせる。 ブロンズ (累計10回達成):$10,000 RP5,000 シルバー (累計25回達成):$20,000 RP10,000 ゴールド (累計50回達成):$50,000 RP15,000 プラチナ (累計100回達成):$100,000 RP20,000 GTAVI(GTA6)の情報・攻略wikiを作成いたしました! ※アフィリエイト広告を利用しています。 Amazon Music Unlimited 最初の30日間→3ヶ月無料体験キャンペーン 5/7(火)まで Amazon Kindle 集英社(ジャンプ系)コミック50%ポイント還元セール 4/8(月)まで Amazon 新生活ストア 新生活スタートに役立つ人気アイテムを合計1億点以上 Amazon Kindle Unlimited 200万冊読み放題 1ヶ月無料体験 Amazon限定 日用品・食品・飲料 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[ 8] 立ち退き? [ 8] Kazarのフォシィ? [ 8] Nosnoの予言? [ 8] Roriの提案? [ 8] Kazarのヴァイアル? [10] Ponaの仇討ち? [10] 狩人のマント? [10] Jezrinaの予言? [10] 恋のカウントダウン? [10] オーク狩り競争? [10] Rori再び?
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No.58 炎圧鬼バーナー・バイサー(OCG) エクシーズ・効果モンスター ランク4/炎属性/炎族/攻1000/守1000 レベル4モンスター×2 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に、 このカードを装備カード扱いとして自分フィールド上のエクシーズモンスターに装備、 または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。 このカードの装備モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できる。 また、装備モンスターが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、 手札を1枚捨てて発動できる。 相手ライフに500ポイントダメージを与える。 エクシーズモンスター エクシーズモンスター補助 ナンバーズ 炎属性 炎族 直接ダメージ 装備 同名カード No.58 炎圧鬼バーナー・バイサー(アニメ)
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/447.html
Jなき戦い/夢想者─デイ・ドリーム・ビリーバー─ ◆gry038wOvE ガドルが起き上がった時、彼の眼前には、体を引きずっている黒い服の男がいた。 何者かは知らない。 これまでに会った者ではない。しかし、何故自分がここで意識を失っていたのか──ガドルは男への興味を持ちつつも、自分が如何にしてこの状況に陥ったのかを思い出す事にした。 すぐに、ガドルの中であらゆる記憶が思い出された。 同時に怒りも沸く。 あの赤から青へと変化する戦士により、ガドルは打倒されたのである。 「バスホゾ」 あの青い戦士は、ガドルがこれまで出会った戦士の中では、特にトリッキーな戦闘方法を使った。高速、いや音速に近い速度で何度とないキックを行うという攻撃──その仕組み・構造を、ガドルはすぐに理解した。 青い戦士への恨みを持ちながらも、ガドルは目の前の男に標的を変える事にした。 あの戦士への恩讐もある。だが、それよりもまずは、近くにいる戦士と戦い、もう一度確かな勝利を手に入れておこうと思った。 その方が戦意という奴は高揚する。負けたままのモチベーションで戦ったとして、勝利は遠ざかるのみだ。 「そこのリント……」 森に放置していたサイクロン号のハンドルに手をかけていた溝呂木眞也は、声をかけられてそちらを向いた。その瞬間、彼の表情は、怪訝そうなものへと変わる。 当然だ。そこに居るのはカブトムシのような角を持った奇怪な異形の怪人なのだから。 先ほど出会った相手だが、やはり一対一で見ると威圧感はあまりに強かった。 「……貴様は戦士か?」 ガドルは問う。 しかし、溝呂木がこのサイクロン号に手をかけたのは、こんな怪人に声をかけられる為ではない。逃げた凪たちを追うためだ。 「……後にしてくれ。俺は今、忙しい」 「もう一度問う。貴様は戦士か?」 ガドルは溝呂木の言葉など、聞く気も無かった。 その様子を見て、溝呂木は厄介そうに顔を曇らせながら、ダークエボルバーを懐から取り出した。このままでは、埒が明かない。 すぐにこの敵を倒せばいい。 先ほどまでこの戦士が倒れていたのは、おそらく石堀が──仮面ライダーアクセルが倒したからに違いない。ならば、メフィストが勝てない道理はないはずだ。ここで負けたとはいえ、一度はアクセルに勝っているし、石堀隊員がそう強い隊員とは思えない。 「……仕方がない。少しだけ構ってやる」 ダークエボルバーを引き抜いた溝呂木は、再びダークメフィストへと変身する。 その姿を見ても尚、ガドルは悠然としていた。 この殺し合いの場には、面白い戦士がいくらでもいる。彼は、そう──かつて戦ったウルトラマンネクサスに酷似していた。 (グッ……) だが、思った以上にマキシマムドライブの威力が強かった事に、溝呂木は変身してから気づく。脇腹の辺りの痛みを隠せなかった。 それでも、こうなった以上、敵は確実に襲ってくるだろう。 「ハァッ!!」 ダークメフィストは先制攻撃を仕掛け、早々にガドルを葬る事にした。 メフィストクローから発射される赤い光弾は、目視できないほどのスピードでガドルに向かって飛んでいく。 だが、ガドルはそれを辛うじて目視していた。アクセルトライアルとは違い、形が捉えられる程度のスピードだ。あの攻撃はむしろ、ガドルの神経を研ぎ澄ませていた。 何発もの光弾は、すべてガドルが突き進むと共に、ガドルソードが地面に叩き落とす。 「……その程度か!」 「くそっ!」 ガドルは一瞬で間合いを狭め、ガドルソードを振りかぶる。 しかし、高く振りかぶればガドルの体はのけぞり、胸などの急所ががら空きになるのはもはや当然の話。 メフィストは、メフィストクローをガドルの胸部に向けて真っ直ぐに突き刺す。 ガドルの胸部の硬い皮膚を砕いて、メフィストクローがガドルの体を貫いていく。メフィストクローの先端からはガドルの真っ赤な血が滴っていた。 好機ととらえ、メフィストはこの零距離でメフィストクローの先端にエネルギーを溜める。 「はぁぁぁぁぁっ!!!」 真っ赤な光弾が、何発も何発もガドルの体に向けて放たれる。 反動はものすごい。メフィスト自身の体も大きく前後に触れるほどだ。右腕に己の発したエネルギーの熱が伝わる。 しかし、そんな事は敵が受けているダメージに比べれば些細な事には違いない。ガドルの胸部に突き刺さったメフィストクローは引き抜く事もできないままに、何度も何度も揺れ動いていく。 七発──メフィストクローから放たれたハイパーメフィストショットは七発だ。 流石にガドルの体も弾き飛ばされ、好機と思ったダークメフィストは、宿敵・ウルトラマンのように両腕を組んだ。 ダークレイ・シュトローム。 そのエネルギーを溜めるだけの時間の余裕はある。 そして、 ダークメフィストの両腕から、ダークレイ・シュトロームは予定通り放たれた。 その強力な破壊光線は、的確にガドルの胸部を狙い、光のような速度で突き進んでいく。 「……グァッ……」 と、その時に聞こえるのは小さな慟哭。 それはガドルの口から放たれたものか。いや、違った。己自身の口から漏れた声にならない声だった。 何故、こんな痛みが頭に走ったのか。 視界に影が出来、次の瞬間、ある巨大な物体によって視界は遮られた。巨大な物体がぼたりと眼前を通過し、落ちる。それは胸の前で組んでいたダークメフィストの両腕の重りとなった。 これは何だ。 「……頭が……」 それは、ガドルソードであった。 ガドルは、ハイパーメフィストショットの攻撃に耐えながら、ダークメフィストの頭へとガドルソードを振り下ろしていたのだ。 メフィストは、その激痛に今更気づき、攻撃を中断して己の頭を抱える。 額を割るほどの激痛であった。エネルギーを射出する事ができなくなったダークレイ・シュトロームは、ガドルの手前で威力を弱めて消え去る。 これはガドルの計算か、それとも偶然か。 しかし、ガドルは偶然だとしても喜ぶ事もなく、ただ淡々と次の行動に移った。 その姿を電撃体へと変じたガドルは、助走のための構えをする。そして、高く跳んだ。 「ゼンゲビ・ビブブ」 それは実質上の死刑宣告だった。 ガドルは電撃を帯びた己の全身を激しく回転し、ダークメフィストへと向かっていく。 メフィストは痛みに頭を抱えながらも上空を見上げ、自分に向かってくる殺人キックに何の抵抗もできないまま、ただ自分の現在地から逃れようと立ち上がった。 しかし、うずくまっていた体勢から立ち上がってみせようと、立ち上がった瞬間にはダークメフィストの胸部へとゼンゲビ・ビブブの電撃と衝撃が轟いたのだから、結局は無駄な抵抗に過ぎなかった。 「うぐあああああああああああああああああああああああああああああっっっッッッ!!」 爆裂音や光とともにダークメフィストは激しく後方に吹き飛ばされ、その変身も解かれ、背後の大木に頭を強く打ちつけた。 溝呂木眞也の姿に戻った彼が立ち上がろうとする。頭からは今の衝撃でより一層血が流れ、激痛がする。胸の骨は折れ、脇腹もまた裂傷を負っていた。 しかし、何故こんな事になったのか──今、彼はそう考えるようになった。 「ギベ……!!」 何故、カブトムシの怪人が大剣を持って自分の方へとゆっくり歩いてくるのか。 そいつは何者なのか。 いや、それ以前に自分は誰なのか。 その全てを、溝呂木が思い出す事はできなかった。 「やめろ……やめろ……頼む……なんなんだ、お前は……」 とにかく、今、何者でもなくなった彼ができるのは、命を乞う事だけだ。 言葉だけは幸いにも口から発する事ができる。しかし、何の記憶もない彼は、その言葉を使ってどうこの怪物に接すればいいのかもわからない。 ただ、同じ言葉を連呼するだけだ。 「やめてくれ……やめろォォォォォォォォッ!!!!!!!」 死への恐怖。得体のしれない怪人への恐怖。その思いは、周囲にも大きく響く絶叫となり、凪たちの耳にも届いた事だろう。 今、溝呂木にあるのはそれだけだ。ダークエボルバーも、ガイアメモリも、自分の罪も、西条凪も、殺し合いの事さえも、溝呂木眞也は知らなかった。溝呂木眞也があらゆる衝撃から、戦士ですらなくなっていた事など、ガドルは当然知らなかった。 だから、ダークメフィストという“戦士”のなれの果ての、その胸に向けて、ガドルソードは無情にも突き刺された。血の勢いは弱い。既に全身の出血量が高かったが故に、血は血を隠し、どこからの出血かもわからなかった。 やめろ──そんな説得は、最初から無駄だったのだ。グロンギの戦士に慈悲はない。あるのは、戦いか殺しへの執着だけで、むしろ多くのグロンギは命乞いを愉しみとする。ガドルはそういう性向はなかったが、戦いの果てに敵の死があるのは至極当然の事であった。 目を開けたまま、いまだ驚きを隠せぬまま、口から血を吐き出す彼は、このまま眠りについたとしても、永久に夢を見る事はないのだろうか。 そこから先、その黒服の男が口からも胸からも血を噴き、死んでいくのを、ガドルは見る事もなく、先ほどこの男が手をかけていたバイクの方へと歩いて行く。その男の死体には、既に興味を示す事はなかった。 「……鉄の騎馬か」 サイクロン号に手をついたガドルは、変身を解く。バダーが駆るバギブゾンを彷彿とさせる鉄の騎馬──リントの言葉で言うところのバイクは、ガドルにとっても重宝する武器となっただろう。 溝呂木が持ち歩いていた武器や支給品の数々も、その場にあった。 ガドルも丁度、デイパックを失った身なので、其処にあった支給品の数々を頂く事にした。適当なデイパックから水と食料を抜き、ガドルは豪快にそれを飲み干し、乱雑に野性的に食糧を貪る。 これだけ沢山のデイパックがあるのだから、デイパック一つから食糧と水が消えたところで、困らないだろう。 (首輪……これは奴が手に入れたのか?) 溝呂木のデイパックからは、幾つもの首輪が見つかる。それを数えると、七つ──。 この男は、もしや七人を殺し、その首を狩ったのだろうか? まあ、ガドルのようにデイパックを拾った可能性もあるが……。 ともかく、それはこの男のスコアの証であると好意的に見る事にした。 七つの首輪を溝呂木の亡骸に向けて投げ捨てる。この男が殺したかは知らないが、この男の殺害の結果ならば、せめてもの手向けとしてこの首輪を返してやってもいいのではないだろうか。元々、ガドルは首輪などに興味はない。 「……これは」 ガドルは、あらゆるリントが描かれている奇怪なカードを発見する。 カードはケースに入っていたが、その向きや順番はばらばらだ。中には、拷問を受けている人間にしか見えないカードもある。幾つかのカードは、リントの死を彷彿とさせる絵である。 なるほど、仲間たちの遊びのひとつとなっていた“トランプ”とは意味合いの異なるカードらしい。ガドルはそのカードの山が持つ個々の意味こそ知らなかったが、絵柄で想像できるものも少なくなかったため、溝呂木の死にざまに似たカードを寄せる。 (このカードの通りにリントを倒す……それもまた面白い) 完全な後付だが、ゲゲルにもう一つの趣向を凝らしてみようと思ったのだ。 この男や、先ほどガドルがあっさり撃退した男のように、ゲゲルの相手としては物足りない存在も幾らかいる。他のグロンギたちは、様々な遊戯性を持たせてゲゲルを行っていたが、純粋に強い相手を殺すだけのガドルには、遊戯性などいらなかった。 だが、確かにガドルのやり方は──面白味がないかもしれない。 正義──。 ガドルが溝呂木の亡骸へと寄せたカードの意味は8番目のカードである。そのカードでは、玉座に腰かけた人物が剣を持つという物だったのである。 正義とは無縁な彼らであったが、ガドルはその意味など知る由もないし、そのカードは何かの暗示があるわけでもない。 剣。その一点だけが共通すれば、この男の死因に近いだろうか。 後付だが、とにかくこれからもタロットカードの絵柄に合わせた死を見せる事で、このゲゲルを楽しむのも一つのやり方だろうか。 首輪と「正義」のカードを残し、ガドルはサイクロンのハンドルを握る。 バイクの乗り方もおおよそ覚えている。 ブルルゥン……と音が鳴り、ガドルはアクセルの事を思い出した。いずれ、アクセルや凪とは決着をつけなければならないだろう。 ガドルは、少しバランスを崩したが、すぐに再びサイクロン号を立て直す。乗り慣れるまでは早かった。短期間で日本語を覚え、人間の文化を吸収したグロンギらしいと言えるだろう。 そのうち、彼は一つのタイヤ跡を見つけ、サイクロン号を止めた。 振り返れば、自分のサイクロン号の跡が残っており、それとはまた違ったタイヤ跡であることに気づく。これはごく最近、誰かが走り去った跡ではないだろうか。一人しかいまい。 ガドルは、再びサイクロン号に跨ると、その跡が向かったであろう方角に向かう事にする。 ────真下だ。 【溝呂木眞也@ウルトラマンネクサス 死亡】 【残り 28人】 ※亡骸はG-5エリアに放置されています。 ※首輪×7(シャンプー、ゴオマ、まどか、なのは、流ノ介、本郷、ノーザ)、「正義」のタロットカードが遺体の上に放置されています。 ※T2ガイアメモリ(バイオレンス)、拡声器、双眼鏡、支給品一式、ランダム支給品1~2個なども溝呂木の遺体の付近に放置されています。 ※ダークエボルバーは──── 【1日目 午後】 【H-5/森付近】 【ゴ・ガドル・バ@仮面ライダークウガ】 [状態]:疲労(中)、全身にダメージ(大)(回復中)、右脇に斬傷(回復中) 、肩・胸・顔面に神経断裂弾を受けたダメージ(回復中)、胸部に刺傷(回復中)、サイクロン搭乗中 [装備]:サイクロン号@仮面ライダーSPIRITS、スモークグレネード@現実×2、トライアクセラー@仮面ライダークウガ、京水のムチ@仮面ライダーW [道具]:支給品一式×8(スバル、ティアナ、井坂(食料残2/3)、アクマロ、流ノ介、なのは、本郷、まどか)、東せつなのタロットカード(「正義」を除く)@フレッシュプリキュア!、ルビスの魔剣@牙狼、鷹麟の矢@牙狼 [思考] 基本:ダグバを倒し殺し合いに優勝する。 0:バイクの跡を追う。 1:凪、石堀を殺す。 2:強者との戦いで自分の力を高める。その中で、ゲームとしてタロットカードの絵に見立てた殺人を行う。 3:クウガを継ぐ者……? ※死亡後からの参戦です。 ※フォトンランサーファランクスシフトにより大量の電撃を受けた事で身体がある程度強化されています。 ※フォトンランサーファランクスシフトをもう一度受けたので、身体に何らかの変化が起こっている可能性があります。(実際にどうなっているかは、後続の書き手さんにお任せします) ※テッカマン同士の戦いによる爆発を目にしました。 △ 走るアクセルと凪の真後ろで、突然爆音が鳴り響いた。雷のような音とともに、雷に打たれた男のような絶叫が耳を打つ。 何事かと思い、アクセルは強制的にブレーキを起こし、凪とともに今自分たちが下ってきた道を見上げた。一体、何があったのだろうか。 何があったか……それよりも先に、あの声の主が誰だったのか。それが気になった。 それを考えていると、先に凪がその男の名を呟いた。 「溝呂木……」 そう、溝呂木だ。あの声は溝呂木眞也のものである。 なるほど、ガドルが起き上がり、溝呂木と交戦しているのだとアクセル──石堀は納得していた。ガドルの意識は既に戻ったのだ。そして、ガドルが見つけたのは溝呂木だった。おそらくそんなところだろう。 どちらも、アクセルが先ほど交戦した相手だが、おそらくぶつかりあえばガドルが勝利するであろう事は間違いないと思った。 ゆえに、もう溝呂木の命は無いだろう。 「……行きましょう、副隊長。溝呂木は……」 「ええ。きっと、もう……」 凪もわかっていたようである。 だが、浮かべる顔は悲しそうだった。ナイトレイダー時代、ずっと目標としてきた男は、既にいないのである。 溝呂木眞也はダークメフィストとなって、闇に落ち、闇に消えた。 その事実は、人間であった頃の溝呂木を誰よりもよく知る凪には、悲しいものに違いない。せめて、彼が最後の瞬間だけでも人間に戻れたら、幸いだっただろうが、凪はそんな最後には立ち会えなかった。 石堀にはどうでも良かったが、とにかく凪を気遣う様子を少しは見せた方がいいだろうかと考える。 しかし……やめた。 「奴が次に追うのはきっと、俺達です。……行っていいですか?」 重苦しいトーンで、石堀は言う。 その姿は、他人を気遣いつつも非情に徹する男性そのものであった。彼がダークザギであるなど、最後の最後まで誰も気づくまい。 この方が、ナイトレイダー隊員らしいかもしれない。 「……行って、石堀隊員」 凪の悲しそうな声を聞きながら、仮面ライダーアクセルは自分の手元に闇の力が戻るのを感じた。“ダークメフィスト”の力の継承者であった溝呂木眞也が完全に死んだのである。 その力は、それを生み出した石堀光彦のもとへ還る。ある意味当然であった。 しかし、此処に誰か、それを植え付けるのに適当な者はいるだろうか──そう石堀が考えた時である。 「待て!!」 アクセルが走ろうとした目の前の道に、一人の男が現れる。 その男は、まるで二人の行く道を妨害するように両手を広げて立っていたが、体は前に倒れそうなほど傷つき、壮絶な攻撃の痕を感じさせていた。 誰だか判別するのに少し時間がかかったが、それは黒岩省吾であった。 「黒岩……」 おそらく、ガドルによる攻撃の証だろう。 凄まじい姿になったものである。よく生きていたものだ。つい先ほどまで、ここにいる二人は黒岩は死んだのではないかと思っていたが、辛うじて一名はとりとめていたようである。 自分もつれて行け、とそういう話か。 何にせよ、黒岩を乗せない理由はない。先ほどまで共に行動していた相手で、特に裏切る理由もないのである。 「……どうした、その姿は」 「何でもない……少し痛めつけられただけだ……!」 黒岩は怒りを表情に出している。 相当プライドが高いのだろう。深入りはしない方がいいだろうか。とにかく、それよりも石堀は彼に呼びかける事にした。 「乗れ、すぐに奴が来る……」 「ああ……」 黒岩は、ふらふらと歩きながら、アクセルへと跨った。凪との二人乗りの形になる。凪の背に黒岩は凭れたが、仕方のない事だろうと思い、凪はその行動には目を瞑る。 凪も、ここまで疲弊し、傷ついた男に追い打ちをかけるほど鬼ではない。その姿を見ず、まるでいない者のように扱うのがせめてもの慈悲だ。プライドの高かった男のなれの果てだと思うと、尚更彼に話しかけられるのは躊躇われた。 だが、黒岩はアクセルが走り出すと、自分から凪に話しかけた。 「西条、何か悲しい事でもあったか……?」 凪の耳のすぐ近くに黒岩が凭れかけているため、アクセルの鳴らすエンジン音の中でも、黒岩の声はよく聞こえる。 黒岩も凪の様子のおかしさを理解していたのかもしれない。 アクセルの耳にも、そのやり取りはよく聞こえた。 「ええ……」 「どうやら……親しい人が死んだ。……恋人ではないな」 「ええ……」 「だが、きっと大事な男だ」 面倒なやり取りを始めやがったな、と石堀は思いつつ、石堀は一言も口を出さない。 だいたい、逃げながらでもこんなやり取りをするなんて、随分と余裕のある奴らだ。アクセルにはとてもできない。 それに、まるで自分の存在が無視されているように思えるのも面白くなかった。 しかし、当の本人たちはアクセルが走っている間でも充分に休めるために、平然と会話ができる。 「……どうして、そんな事がわかるのかしら?」 「俺にはわかるんだ。……女心というやつがな」 「不思議ね。目に見えないものがわかるはずがないのに」 「……だが、俺には君の悲しみがよくわかる」 ────と、次の瞬間 凪の体から、不思議な光が飛び出した。黒岩は大きく口を開け、その光を口いっぱいに飲み込んでいく。 次の瞬間、凪の体は動かなくなった。あまりにもあっさりと、凪の身体は力を失った。 その様子は、二人を乗せるアクセルの目には見えなかったが、やはり違和感だけは感じた。突然、凪が喋らなくなったのである。それは黙っているからではない。そのハンドルを握っていたはずの手からも、完全に力が抜けている。 このままでは凪が落ちてしまうのではないかと思い、アクセルは声を強くした。 「副隊長! どうしましたか……副隊長!!」 アクセルが必死に呼びかけるが、反応がない。 そうか、やられた! ──石堀は、自分の判断の甘さを呪った。ナイトレイダーとしても、ダークザギとしても、やってはいけない失態を犯してしまったのだ。 石堀は忘れてはならない事実を思い出す。……そう、黒岩は、ダークザイドだ。 ラームという生態エネルギーを吸わなければ生きられないのが彼らだ。この瞬間、ラームが吸える死角に黒岩と凪を取り残してしまったのである。 彼はラームというものを吸収したに違いない。 キキィッ……と音を立て、仮面ライダーアクセルは、己の体にブレーキをかける。それと同時に、形態を二足歩行の戦士のものへと変えた。 先ほどまでバイクモードのアクセルに乗っていた凪は、お姫様抱っこのような形で抱かれるが、息がなかった。 「……黒岩!!」 アクセルの目の前には、淡々とそこに立つ黒岩省吾の姿があった。 それを見て、石堀は心から憤怒する。感情をここまで表に出したのはいつ以来だろうか。ほとんどの時を石堀光彦として生きてきた彼がダークザギのものとほぼ共通する感情をさらけ出すのは久々だった。 「……貴様!! 裏切ったな!!」 「裏切った? ……俺はラームを吸わせてもらっただけだ。腹が減っていたんでね」 あれだけの傷を負っていただけに、黒岩もまたエネルギーを必要としていたのだ。 全身を動かすには、やはりラームを吸うほかない。黒岩は、自分に惚れた人間のラームを好む。ゆえに、凪が少しでも黒岩にときめいた瞬間、彼は凪のラームを貪ったのである。 状況が転じればあっさりと他人を裏切る恐ろしさを誰もが持っていたが、ここでの黒岩の裏切りの何より厄介な部分は、凪のラームを吸い、身体機能を完全に奪った点である。石堀には死んだように見えてもおかしくないだろう。 凪はこれからダークザギの復活に必要な存在だったというのに、余計な事をしてくれる。 「少しは体力も回復したか……薬代わりにはなったらしい」 黒岩は、凪のラームを吸収した事で、少し回復を見せている。 ただ、完全ではなかった。あれだけの状態になってしまえば、人間のラームを吸うくらいしかできないだろう。 「貴様……!!」 「そう怒るなよ。俺は別に殺したわけじゃない」 「何……?」 激昂する黒岩の表情に、少し余裕が生まれ始めていた。黒岩のダメージは大きかったが、ラームを吸った事である程度の回復はしているのである。それゆえに、相手に対して強気に出る事も可能だった。 一方の石堀も、死んだわけではないと聞き、少し安堵していた。 「知っているか! 俺達が吸うラームは命そのものじゃない。吸う事もできれば、元に戻す事もできる。今は俺の回復のために利用させてもらったが、俺が元に戻せば、西条凪は再び立って歩き、自分の言葉を話す事ができるようになる」 「……」 「……あるいは、俺が死ねばな!」 敵に明け渡すべき情報ではないが、黒岩はそう言った。その言葉には自信に満ちており、彼自身の体力の回復がある程度確かなものになっているのを証明していた。 それに、当人が元に戻せると言っている以上、その手段を選ぶ方が堅実だろうと思っているに違いない。黒岩はしばらく協力者として近くにいた方が良いはずなのだ。 しかし──仮面ライダーアクセルはマスクの中でニヤリと笑った。 「……なら、俺も聞こう。お前は知っているか?」 「──何?」 「強さに溺れ、強さを求める者、心に闇がある者……お前のような奴に、闇の力は答え、ダークウルトラマンの力を与える! だが、その力に溺れた者は、いずれ闇へといざなわれ……命を落とす!」 そう、溝呂木が失ったダークメフィストの力は、石堀光彦の手にあった。 それを植え付けるに丁度良い存在が目の前にいるではないか。 ここで無暗にこの男と戦う必要はない。 この男には、闇の魔人となって、戦ってもらい、その果てに死んでもらえばいいのだ。強さを求めている黒岩省吾は、他の戦士と戦うに違いない。 放っておいても、いずれ死ぬはずだ。 ならば、闇の力を植え付ければいい。闇の戦士となってもらえばいいのだ。 「何っ!!?」 ────次の瞬間、黒岩省吾の視界は、本当の意味でブラックアウトした。 深い闇が黒岩の視界を遮断する。彼の心の中の闇は増幅され、やがて彼は完全なダークザギのための人形になってしまった。 △ 「……さて」 黒岩省吾は、完全に魔人へと代り、どこかへ去っていったしまったようだ。誰が見ているわけでもないが、石堀は不思議そうな顔でそれを見送るフリをした。 そして、石堀光彦はアクセルの変身を解いた。 凪は動かないようだし、凪の持っていたロストドライバーやガイアメモリの力を試してみたかったのだ。石堀は、アクセルの変身を解いたところでロストドライバーを巻く。 「変身!」 ──Skull!!── まずは、仮面ライダースカルだ。 今は戦闘中ではない。涼村暁のように、“試着”するにも悪くないだろう。確かにガドルという追跡者はいるものの、アクセルという力がある。逃げるに越した事はないが、来たら来たで迎撃する事もできるだろう。 石堀の体はすぐに仮面ライダースカルの姿へと変身し、スカルマグナムを構えた。 スカルがスカルマグナムの引き金を引くと、その弾丸は近くの木を見事に貫いて見せた。どうやら、通常の銃と比べると随分高い威力のようである。 だが、すぐに変身を解く。 「次はコイツだな……変身!」 戦いのために使わないとしても、変身をする事自体は悪くない。 次に石堀が手にしたのは、サイクロンのメモリだ。これは、石堀が単体で使用していたはずだし、エンジンメモリやスチームメモリと違い、変身をする事も可能なはずである。ただ、やはりドライバーを介してでないと変身する気は起きなかった。 ──Cyclone!!── 石堀は緑色の疾風の戦士・仮面ライダーサイクロンへと変身した。 両手を見ると、それは溝呂木が変身したサイクロンドーパントとは全く違う姿である。 それでは、どれほどの力があるのだろうか。 サイクロンは、一瞬で目の前の木との距離を狭め、その木に向かって疾風を帯びたパンチを浴びせる。内側で弾けるような音がするとともに、木は真横に罅割れ、そこから上下を分かつように倒れた。 なるほど。サイクロンもなかなかの力を引き出せるメモリのようである。 だが…… 「そうだな……やはり、アクセルが一番か」 二つの強化フォームを持ち、石堀が最も使いこなせるのはアクセルだった。 エンジンブレードとの相性も良く、サイクロンメモリもエンジンブレードに挿入して使用する事ができる。状況的にも、自分自身の力を最大限に引き出したいのならば、アクセルが良さそうだ。 サイクロンの変身を解き、再びアクセルドライバーに巻きなおす。あのドライバーはロストドライバーとは違う。アクセルが変形する際にも、トライアルへと変身するにも丁度良い形状をしているのだ。 「……それじゃ、いきますか────変……身!」 アクセルドライバーへと、アクセルメモリを挿入する。 ──Accel!!── 石堀は仮面ライダーアクセルへと変身し、ロストドライバーとスカルメモリを凪のデイパックへと入れた。 バイクモードに変身するの面倒だし、バイクモードになってしまっては、凪を乗せる事もできない。そのため、ここからはまるでお姫様を抱えるナイトのように、アクセルは凪を抱えて走る事にした。 エンジンの音がアクセルの耳に聞こえていた。どうやら、ガドルが近づいてきているようである。 アクセルはそのまま、ガドルから逃げるために走り出した。 【1日目 午後】 【H-5/森】 【西条凪@ウルトラマンネクサス】 [状態]:ラーム吸収による意識不明状態、身体的ダメージ(小) [装備]:コルトパイソン+執行実包(2/6) 、スカルメモリ&ロストドライバー@仮面ライダーW [道具]:支給品一式×3(凪、照井、フェイト)、ガイアメモリ説明書、.357マグナム弾(執行実包×18、神経断裂弾@仮面ライダークウガ×4)、 テッククリスタル(レイピア)@宇宙の騎士テッカマンブレード、イングラムM10@現実?、火炎杖@らんま1/2、ランダム支給品1~4(照井1~3、フェイト0~1) [思考] ※あくまで意識不明となる前の思考です。 基本:人に害を成す人外の存在を全滅させる。 0:溝呂木……。 1:黒岩省吾をどうするべきか(その思いは更に強力に)、涼村暁の事は……。 2:状況に応じて、仮面ライダースカルに変身して戦う。 3:孤門と合流する。 4:相手が人間であろうと向かってくる相手には容赦しない。 5:黒岩省吾の事を危険な存在と判断したら殺す。 6:暗黒騎士キバ、ゴ・ガドル・バもこの手でいつか殺す。 [備考] ※参戦時期はEpisode.31の後で、Episode.32の前。 ※さやかは完全に死んでいて、助けることはできないと思っています。 ※まどか、マミは溝呂木に殺害された可能性があると思っています。 ※テッカマン同士の戦いによる爆発を目にしました。 ※第二回放送のなぞなぞの答えを知りました。 ※森林でのガドルの放送を聞きました。 ※黒岩省吾によってラームを吸収されました。そのため、黒岩省吾がラームを吐き出すか、死亡しない限りは意識不明のままです。 【石堀光彦@ウルトラマンネクサス】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(中)、仮面ライダーアクセルに変身して走行中(バイクモードではなく、凪を抱えています) [装備]:Kar98k(korrosion弾7/8)@仮面ライダーSPIRITS、アクセルドライバー@仮面ライダーW、ガイアメモリ(アクセル、トライアル)@仮面ライダーW、エンジンブレード+エンジンメモリ@仮面ライダーW、ガイアメモリ強化アダプター@仮面ライダーW、T2サイクロンメモリ@仮面ライダーW [道具]:支給品一式×3(石堀、ガドル、ユーノ)、メモレイサー@ウルトラマンネクサス、110のシャンプー@らんま1/2、不明支給品1~4(ガドル0~2(グリーフシードはない)、ユーノ1~2) [思考] 基本:今は「石堀光彦」として行動する。 0:凪の身体を守りながら、ガドルに見つからないよう逃げる。 1:周囲を利用し、加頭を倒し元の世界に戻る。 2:今、凪に死なれると計画が狂う……。 3:凪と黒岩と共に森を通って市街地に向かう(ただし爆発が起こったエリアや禁止エリアを避ける)。 4:孤門や、つぼみの仲間を捜す。 5:都合の悪い記憶はメモレイサーで消去する 6:加頭の「願いを叶える」という言葉が信用できるとわかった場合は……。 [備考] ※参戦時期は姫矢編の後半ごろ。 ※今の彼にダークザギへの変身能力があるかは不明です(原作ではネクサスの光を変換する必要があります)。 ※ハトプリ勢、およびフレプリ勢についてプリキュア関連の秘密も含めて聞きました。 ※良牙が発した気柱を目撃しています。 ※つぼみからプリキュア、砂漠の使徒、サラマンダー男爵について聞きました。 ※殺し合いの技術提供にTLTが関わっている可能性を考えています。 ※テッカマン同士の戦いによる爆発を目にしました。 ※第二回放送のなぞなぞの答えを知りました。 ※森林でのガドルの放送を聞きました。 △ ──力が…… ──力が、沸き起こる!! 黒岩省吾は、川辺で己の手に渡ったダークエボルバーを見下ろしていた。そして、その中にある闇に涎を垂らしそうになっている。彼は、ダークザイドだけでなく、ダークメフィストとしての力を得た事による戦意の高揚を感じていた。 己の中の闇が拡大されていき、その闇が手からあふれ出してしまいそうなほどの力を落としているのがよくわかる。 これは、全てを支配する事ができる力だ。 まさに皇帝の力。──そう、人の上に立つべき皇帝の力が己の中で強くなっていくのがわかる。 「フハハハハハハハッ!! これこれならば、シャンゼリオンはおろか、ガドルも! ダグバも! ウルトラマンさえも超えられる!!」 戯曲のようにわざとらしく、高らかな笑い声をあげながら、彼は言う。水場ではその高笑いは少し反響する。バイクの音が真後ろを通過したが、そんなものは気にも留めない。 誰かが来ても知らない。俺はそいつを倒すのみだ。 これならばネクサスの力を持つ者を屠り、黒岩を敗北させた戦士たちも次々と潰す事ができるだろう。シャンゼリオンも、ガドルも、ダグバも……このまま戦えば勝てるような気がして来る。 元の世界に帰って皇帝となるべきは自分──そう、黒岩省吾を置いて、他に無い。 「…………………………そうだな」 だが、すぐに先ほどまでの高笑いを嘘のように黙り、顔を顰めた。 水辺に映った自分の姿を見たのである。そこにあるのは、髪を乱し、血まみれになり、ぼろぼろのシャツとスーツを来た乞食のような男だったのである。あまりにも世界を統べるにはふさわしくない人間の姿だっただろう。 そう、黒岩省吾はいずれ皇帝となるべき男だ。そのためには人間のやり方でのし上がっていくのが人間界への礼儀。そして、黒岩にとっては最大の遊びなのだ。 だが、この姿の黒岩に誰がついてくるだろうか。 気品がなく、高貴さを失った黒岩省吾に、ついてくる者などいない────。 ならば、また別のやり方もある。自分の誇りを捨て、完全な闇の戦士へと堕ちる事だ。気の向くままに敵を葬り、この殺し合いを生還。綺麗なスーツを着るのはそれからでいい。 「まずは、この力を適当な相手で試すか」 そのやり方をするにも、やはり実験をするための相手は必要だった。それは誰でもいい。 それこそ、実力で負けたガドルでもいいのだが、残念ながらガドルは先ほど黒岩の後ろを過ぎていったバイクの爆音の正体であった。シャンゼリオンがこの川を流れていったのは結構前の話なので、既に彼はどこまでも流されていってしまっただろう。 ……まあいい。 黒岩は、水辺を辿り、適当に歩く事にした。そこで最初に会った敵を殺せばいいではないか。 まさしく、今の彼は暗黒騎士と呼ぶに相応しい殺戮の魔人であった。 ただ、その手に握った野望だけは、更に加速していく。 【1日目 午後】 【G-4/川沿い】 【黒岩省吾@超光戦士シャンゼリオン】 [状態]:頭部・腹部を中心に全身に裂傷(ラーム吸収や闇の力によりある程度回復)、凪のラーム吸収、メフィストの闇を継承 [装備]:ダークエボルバー@ウルトラマンネクサス、デリンジャー(2/2) [道具]:支給品一式、ランダム支給品0~2 [思考] 基本:周囲を利用して加頭を倒す。 0:現状への対処、シャンゼリオン(暁)のライバルは俺だ。 1:とりあえず、新しい力を使う実験台となる相手が欲しい。 2:涼村暁との決着をつける ……つもり、なのだが……。 3:人間でもダークザイドでもない存在を警戒。 4:元の世界に帰って地盤を固めたら、ラビリンスやブラックホールの力を手に入れる。 5:桃園ラブに関しては、再び自分の前に現れるのならまた利用する。 6:ネクサスの力を得る。 [備考] ※参戦時期は東京都知事になってから東京国皇帝となるまでのどこか。 ※NEVER、砂漠の使徒、テッカマンはダークザイドと同等又はそれ以上の生命力の持主と推測しています。(ラブ達の戦いを見て確信を深めました) ※ラブからプリキュアやラビリンス、ブラックホール、魔法少女や魔女などについて話を聞きました 。 ※暁は違う時間から連れて来られたことを知りました。 ※テッカマン同士の戦いによる爆発を目にしました。 ※第二回放送のなぞなぞの答えを知りました。 ※森林でのガドルの放送を聞きました。 ※西条凪のラームを吸収しました。吐き出したり、死亡したりすれば凪にラームが還ります。 ※ダークメフィストの力を継承し、ダークメフィストツヴァイとなりました。そのため、ウルトラマンネクサスの光への執着心も生まれています。溝呂木が使ったような生身での特殊能力も使えるようです。 時系列順で読む Back Jなき戦い/殺戮者─ジェノサイダー─Next 金の心を持つ男 投下順で読む Back Jなき戦い/殺戮者─ジェノサイダー─Next 解放されしライジングドラゴン Back Jなき戦い/殺戮者─ジェノサイダー─ 石堀光彦 Next 確認 Back Jなき戦い/殺戮者─ジェノサイダー─ 西条凪 Next 確認 Back Jなき戦い/殺戮者─ジェノサイダー─ 溝呂木眞也 GAME OVER Back Jなき戦い/殺戮者─ジェノサイダー─ ゴ・ガドル・バ Next 確認 Back Jなき戦い/殺戮者─ジェノサイダー─ 黒岩省吾 Next Aが求めるもの/やがて怪物という名の雨
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キャッシュ・偵察・エージェント14救出 キャッシュ(フリーセッション)概要 ミッション攻略 偵察(フリーセッション)概要 ミッション攻略 エージェント14救出(ジョブセッション)概要 詳細 攻略 余談参考画像 キャッシュ(フリーセッション) 概要 FIBに監視されているデッドドロップパックから印付きの金が入ったバックを盗め。 ミッション攻略 1.ロスサントス国際空港に行け バッグの配置場所はランダム。空港以外にはストロベリーの駅などが選ばれる。 2.バッグを回収しろ 3.警察の追跡を振り切れ 手配度4が発生。 4.バッグを施設に届けろ 偵察(フリーセッション) 概要 太平洋共同造船所へ行き、取引の前に一帯の写真を撮れ。 写真を撮影するだけのミッションで、戦闘は基本的に発生しない。 ミッション攻略 1.太平洋共同造船所に向かえ レスターからも注意されるが、ヘリで造船所に近づくと手配度1がつく。手配度がついた場合は先に消す必要がある。 2.携帯電話で写真を撮影しろ 制限時間は15分。到着した時点でカウントダウン開始。 2.エリアを離れろ エリアを離れるとミッションクリア。施設まで戻る必要はない。 エージェント14救出(ジョブセッション) 概要 太平洋共同造船所に向かい、メリーウェザー・セキュリティからエージェント14を救出する。 詳細 エージェント14救出 プレイヤー人数 チームのライフ数 2~4人 0~1 手配度発生 制限時間 無 無 時刻 時間帯設定 天候設定 固定 不可 不可 報酬 ランク JP RP 報酬額 ノーマル 15 $ ハード $ ※ホストは準備ミッションでは報酬を受け取れない。 攻略 第3幕最初の難関となるミッション。長丁場の激戦な上にチェックポイントが少ないため無茶な行動は即解散に繋がりかねない。救出対象のエージェント14が死んでも失敗となるため一切気が抜けない。回復アイテムなど事前準備もしっかりしておこう。 1.太平洋共同造船所に行け メンバー全員がクリア済みならスキップ可能 2.エージェント14を敵から救出しろ メリーウェザー兵との戦闘。数は多いが、よほど無茶な突撃をしなければそこまで危険ではない。地道に各個撃破していこう。 建物の中央口入って左にあるコンテナ内にはボディアーマーとライフパックが1つずつある。もしもの為に覚えておいて損はない。 奥のほうにいる敵はカバーを取っていたり、固まっていたりするので爆発物が有効。 ヴィジランテを使う場合、1台だと弾が足りなくなるので、後半に備えてここは温存しておくといい。 3.エージェント14の所に行け 次から激戦になるので回復や弾薬の補充が必要なら今のうちに整えておこう。 4.ジャガーノートを倒せ ミニガンを装備したステルスジャガーノートが正面から3体出現する。対策は後述。木材側(右側)は場所が悪く、攻撃時に身をさらす危険性がある。その為、極力コンテナ側(左側)の人が攻撃した方がよい。上手くカバーを取れば、半身だけ晒してミニガンでジャガーノートを圧倒できる。また木材が積まれた場所はカバーには入れるが弾が貫通しやすいため危険。 コンテナ内にC4が置かれているので、エージェント14と合流前に出現位置に設置すれば先制攻撃が可能。ただし、かなり高確率でムービー中に消滅するのであまりあてにはならない。 最初に出現した3体を撃破すると、今度は後方の海側からステルスジャガーノートが4体出現する。正面3体を攻撃した位置だと蜂の巣にされるので、即座に反対側に隠れよう。レーダーには専用の髑髏マークが出現するのでおおよその位置は把握しやすい。 一般のメリーウェザー兵の存在も忘れずに。ジャガーノートばかりに気を取られてると、思わぬところで足元をすくわれる事もある。 ジャガーノート対策 ジャガーノートは高火力 高耐久に加え、本ミッションでは光学迷彩を使う為姿が見えず、視認性が悪いサーマルビジョンでないと位置が正確にわからない(一応マズルフラッシュで位置の把握はできる)。ジャガーノートの体力はノーマルで1200、ハードで1750。参考資料 に書かれているHPは1100と1650であるが、100.0を下回ると死亡する関係でこれより多いダメージを与えれば死亡すると読み替えるとつじつまが合う。威力減衰なしのアサルトライフル(ベースダメージ30)、SMG(ベースダメージ22)、ピストル(ベースダメージ26)を、ハードでは胴体にそれぞれ55発と極小ダメージ、55発と極小ダメージ、75と極小ダメージ、64発でジャガーノートを倒せる。 ジャガーノートはHSによるダメージ増加は一切適用されず、HSしても胴体と同じダメージになるが(*1)、四肢に銃弾が当たることによるダメージ軽減は通常通り適用されるので注意。要するに通常のNPC戦のようにヘッドショットを狙っても何の意味もない ということなので、胴撃ちを狙うこと。横向きで手足に阻まれてかつ0.1mの貫通で胴体に当たらなさそうなときだけは、四肢による半減を避けるためにヘッドショットを狙うほうがよいかもしれない。 一番手っ取り早いのはミニガン。ミニガンは徒歩で使える武器の中でダントツで人に対するDPSが高く(*2)、ハードでも1人だけで胴体や頭に撃っても1.1秒で倒せる。とはいえカバーを取れないミニガンで長時間身を晒すと危険なので、他メンバーとの連携が必要。ミニガンを持っていない場合や場所的にミニガンだと不都合な場合は、軍用マシンガンMK2やカービンライフルMK2などでもよい。ポンプ式ショットガンMK2のスラグ榴弾も効果的。 障害物に隠れながら撃つと連射が出来る性質を利用してグレネードランチャーを使うと楽にまとめて処理できるが、障害物が多い場所で爆発物を乱用するのは言うまでもなく自爆するリスクが高いので要注意。 火炎ビンなどの延焼ダメージは無効だが、催涙ガスは効く。引っ掛かってくれたら復帰する前に仕留めよう。 ジャガーノートは一度目を付けたプレイヤーを集中的に狙う傾向があるので、自分が狙われている場合は大人しく隠れて味方の援護を待とう。ジャガーノートに目をつけられている味方がいた場合、距離を詰められる前に処理してあげよう。 対処に手間取ってジャガーノートに詰め寄られてしまった時点で死を覚悟すべき なので、絶対に距離を詰めさせないようにしたい。宛もなく逃げたり正面から撃ち合うと言うのは最も愚策。アサルトSGのカバー撃ちをするか、催涙ガスを投げるなど、多少でもいいので悪足掻きを続けよう。 個人車両を利用する場合は、使い方や車両の選択に気を付ける必要がある。当然だが防弾性は必要であるのは言うまでもない。強力な武装がある車両が有効だが、銃座に乗るまでに殺されるリスクもあり、障害物が多くスタックしやすいので走り回りながら銃撃と言うのはあまり有効ではない。銃座の露出していない車両(戦闘タンパなど。APCも該当するが当ミッションには持ち込めない)を使ったり、乗り込む際に気を付ける必要がある他、盾替わりに並べたり、遠くの敵やヘリを掃除するなど、割り切った使い方をしないと返って邪魔になってしまう事もある。ただし、エージェント14を乗せたり、うまく使えば時間の大幅な短縮にはなるので周回するなら価値はある。条件的に有効なのは戦闘用タンパとハーフトラック。戦闘用タンパは単独で利用可能、ハーフトラックは銃座にいればジャガーノートの攻撃が通らず一方的に攻撃できる。 装甲クルマ等を使って運転手のみが搭乗し、伏せた状態やバックでジャガーノートを轢き殺すのもあり。ヴィジランテを使う場合は、ロケットブーストだとジャガーノートもラグドール状態で吹き飛ばせるということも覚えておくとよい。背面防弾なのでブーストで吹き飛ばすときに直接射殺される心配もない(ただし耐久力が強化されているとはいえ、ミニガンの弾は車両のどこに当ててもエンジンにダメージを与えるので一応注意)。ミサイルを撃ちきったときや、後半の倉庫付近に出てきた海側のジャガーノートを海へ吹き飛ばして即死させたいときには役に立つだろう。 ミッション中の個人車両の扱い ミッションに持ち込んだ車両はジャガーノート出現後も放置した場所に維持される(ただしジャガーノートの初期位置に置いてあった場合は移動される)。これを利用し最初の3体の進行ルート上に車両を放置すると正面からの突入を諦め迂回を始める。車高のあるインサージェントやインサージェント トラックカスタムを2台並べれば、車体下からジャガーノートを安全に処理することもできる。 更に別の個人車両2台を迂回ルートに重なるように配置すると初期位置で棒立ちとなる。こうなればジャガーノートといえど好き放題にできる。 5.エイボンの手下を片付けろ 同じく海側からヘリが3機やって来る。ヘリは造船所に近づくとメリーウェザー兵が数名降りてくる。無理のない範囲でロープ降下を始める前にヘリごと撃ち落としてしまおう。 6.エージェント14を合流地点まで守れ 脱出手段となるアクーラの位置までエージェント14を護衛しつつ進む。一応ここがチェックポイントになっているが、以降はアクーラで脱出する前に失敗するとすべてここからやり直しになる。エージェント14が無謀に突っ込みがちな行動をとるので、護衛をおろそかにすると簡単に死ぬ。常に気に掛けておこう。 ここからは海側ではなく、道路側から進む方が難易度が低め。 途中で先程登場したジャガーノートも出現する。対処法は先程と変わらないが、終盤に出てくる2体は道路にいるので、海側に居ると対処が面倒になってしまう上にエージェント14が殺され易い。進むルートに決まりはないので、最善なルートを見極めよう。合流地点手前の倉庫でジャガーノートを倒した後、エージェント14はプレイヤーから孤立した状態になる。合流地点のマーカーを踏むまでカバーしたまま動かなくなるが放っておくとプレイヤーがマーカーを踏んだ途端ジャガーノートに反応し特攻してしまうため、誰かがエージェント14の近くで待機し再び合流するようにすると良い。 アクーラがある場所では倉庫の屋根の上に敵が居るのも忘れずに。 乗り付けてきた乗り物で進んでいくのも有効。特にハーフトラックや戦闘用タンパはここでも活躍してくれる。 全ての敵を殲滅すると、エージェント14が乗っている車両に乗り込んでくれるようになる。脱出地点にはアクーラが置いてあるのでこれを使おう。ただし、何故かエージェント14がアクーラのテールローター部分に自ら進んでいき自殺する事がある。 7.エージェント14を引渡所まで守れ 目的地はアラモ海。この場面では追手の追撃を避けるため、ミニマップに紫で示された高度を保ちながら進む必要がある。ここから出ると右下のゲージが上昇し、満タンになると追撃が来て撃ち落とされる。なお、全員が引渡所に行く必要はない。アクーラは4人乗りなので、エージェント14が乗る為に1人溢れる。が、無理にアクーラで追ってミスするより、待機していた方がミッション失敗のリスクは減らせる。 なおこれらのやり方を分かりやすくしている動画https //youtu.be/Bi1kJOWpDHs 余談 ジャガーノートに近接攻撃をすると顔の形をした肌色のマスクが外れる。外した顔は目の部分にレンズ、そしてその奥はありったけのチューブで埋め尽くされておりとても人間の顔とは思えない。 ミッション中に試みるのは非常にリスクが高いが、現在はサバイバルクリエイターを用いれば楽に検証することが可能。余裕があるなら試してみよう。 参考画像 画像はすべてオフラインで撮影したもの。 + 昼に撮影した画像 マスクが外れたジャガーノート マスクが外れたジャガーノートの死体 ジャガーノートのマスク + 夜に撮影した画像。環境によって発光部分以外が見えづらい場合あり。 マスクが外れたジャガーノートの死体 ジャガーノートのマスク 次「ドゥームズ・デイ・シナリオ:チェルノボグ・ULP護衛」へ